#099 紅白の華となった 植木等「スーダラ伝説」
#植木等 は、どこで知ったんでしょうか。記憶が・・・。
いうまでもなく、植木等は #ハナ肇とクレージーキャッツ の花形ボーカリスト&ギタリストです。しかし、そのブームはもちろん昔のものでした。
しかし、周囲の尽力のおかげで平成の時代に大きくリバイバルしたのです。こんなに面白い人が埋もれててはもったいない、と思われたのでしょう。昔は粋なプロデューサーがいたものです。
全く知らなかったのですが、植木等のリバイバルに、#大滝詠一 師匠がかかわっているのを知ったのも、少し後のことでした。このアルバムのライナーノーツも、大滝詠一師匠が変名で書いています。
昔は紅白歌合戦はずっと求心力がありました。僕も観ていた、とある年の紅白歌合戦の時に植木等が登場し、とりわけ、面白く、自分の心を知らずとつかんでいたのだと思います。
この年の紅白は、長渕剛がトラブルを起こしたり、最低視聴率を叩き出したりと、散々だったようですが、この、植木等の登場した時は、最高の視聴率を稼いだそうです。
#青島幸男 が植木等のことを「あの男がいると、周りがパーッと明るくなる」と評してましたが、本当にその通りだと思いますね。
さて、このアルバム。紅白でも歌われた、往年のヒット曲をつなげた「スーダラ伝説」はもちろんいいのですが。
植木等の半分冗談めかしたようなボーカルは、それこそ、誰もまねできないもので、ふと我が人生を振り返るような歌なんか歌わせたら?といった意図もこのアルバムからは感じられます。まったく、不自然なほどはまりすぎていす、ちょっとわざとらしいくらいです。
でも、やはり、はじけるような風刺が効いた歌が、植木等には合っている。そういう植木等が好きですね。
YouTubeでは見つかりませんでしたが、「地球温暖化行進曲」なんて曲も、現在にも全然通用する(というか見越していたような)風刺で、驚きます。
最後で「なに?水がない?買い占めたのは日本人だな」というセリフがあり、当時は気づきませんでしたが、今の耳で聞くと強烈ですね。日本の土地を買う中国人を誰が責められましょうかねぇ。
リマスター版が出てますが、オリジナルで全く問題ないでしょう。
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