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モン・モンブラン

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週イチのペースでモン(モンブラン)を食べる、そんな好きすぎるモンを書いた記事。美味しいモン、食べたいです。モンのこと、書きたいです。
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記事一覧

宝石職人は磨く

なんとなく、冬の足音が聞こえてくる。つい先日、木枯らしが吹いたのも影響しているだろう。ハロウィンが終わり、少しずつクリスマスムードに変わっていく街の景色は、寒さと比例して煌びやかになる気がする。 冬が来るということは、秋が終わるということであり、それはつまり、モンの季節が終わる(一応ね)ということだ。 悲しい、悲しすぎる。 残り少ない期間、店頭に並ぶモンを堪能したい。 今年も何かと色々なお店でモンを食べてきたが、やはり変化することで、その美味しさが広がっているように思

ラストのモンはいつ食べる?

短い期間だったが、育休にも最後の日がくる。その日、妻が用意してくれていたのは、モンブランだった。これまで読んでくださっている方なら、やっぱりね、と思うだろうけれど、これはこれで妻の安心感につながっているらしい。 それを告げられたとき、どういうこと?と聞き返した記憶がある。すると妻は「迷わずにすむから」と応えた。何か買おう、でも何を喜んでくれるのか、と考えずに済むらしい。 1日何モン?なんて聞くくらいだから、1日のうちに複数のモンを食べても大丈夫だし、食べる前提で聞いている

誕生日祝い。 食べるのは僕だけど、歳を取ったのは僕ではない。 子へのバースデープレートは無料。 親のモンブランはもちろん有料。 今季も、よきマロンクリーム。

アイスで食べるモン2024

東京の自由が丘にある「モンブラン」は、その名の通り日本におけるモンブラン発祥のお店である。しかし、モンブランという名前のケーキは日本全国のケーキ屋さんで見られるだけでなく、色や形も様々にある。なぜだろうか。 それは、モンブランを商標登録しなかったから、ではないかと言われている。様々な要因はあるだろうけれど、日本のモンブランを作ったパティシエ(迫田さん)は、あえて登録していないという逸話があるくらいだ。 そんなわけで、全国のケーキ屋さんでモンブランが作れるのである。形も味も

1日何モン?

最近、妻から「週に1回って、年間に食べた数を均した場合だけど、この時期(秋)って1日1モンくらい食べてるよね。1日2モンとかってあるの?」と聞かれました。 好きなものって、1日に何度も食べたいと思うのですが、ケーキ類でそんなことをしてしまうと、てきめんに体型などに現れてしまうので、なるべく控えるようにはしています。 ただ、たまたま見つけた場合などは、その店に再訪するのが難しかったりするので、その場で食べたり、買って帰る場合もあります。すると、日に2個とか場合によっては3個

コンビニスイーツにおけるモンの可能性

ローソンというコンビニがある。青いストライプのシャツが印象的な、ロールケーキを筆頭に、コンビニスイーツの雄という雰囲気がある。noteにもアカウントがある。 毎年のようにモンブランを食べている僕としては、コンビニスイーツにおけるモンは、コンビニとしての常備品ならぬ、常備スイーツ的な立場だと思っていた。 季節になれば、ちゃんと出しますよ的な、無難なモンがコンビニの特色でもあった。毎年食べているが、コンビニ毎の味の違いはあれど、同じ店で出てくるモンは、あまり変わり映えしないも

スタバだけじゃ、足りーず

先日、毎年恒例だとか追いかけてとか理由をあれこれと書いて、スタバのモンを紹介しました。たくさんの方に読んでいただけて、モンも(きっと)召し上がっていただけて嬉しいです。 幸いなことに、僕が暮らしているあたりにはさまざまなカフェチェーンがあり、季節柄、どのカフェでも、モンが提供されています。 安定感抜群のドトールのモンは、ずっと同じ形が続いています。熊本地震の際に、熊本を支援するために原料の栗が熊本県産になった印象があって、それも継続されています。 キャラメル風味の硬めの

今年のアレ、食べました?

みんな、今年も、アレがやってきたよ。 年に一度の恒例投稿になっている、スタバのアレの話です。2020年から追いかけているのですが、年々その進歩を目の当たりにして、これぞ企業努力と商品開発…などと胸を熱くしています。 かねてから言っていますが、アレは店ごとに形が違っていたり、味も違います。同じ店でも、年ごとに変えてくることすらある、変えやすくて、変えたくなる、変えるべき存在なのです。 そのたびに、僕のような愛好者は、今年はこれか…と感激し、また考察したくなるというもの。い

穴の空いたモン #100文字の世界

いつ食べても「夏」って言われるお菓子、 なーんだ? クリスピー・クリームに季節限定の、 モンがあった…! ドーナツ特有の油分と、 濃厚なマロンクリームが意外と合う。 新しい食感のモン! 穴が空いたモン、侮れません。

ゴディバ x モン #100文字の世界

一歩先のおしゃれスイーツのローソン。 コラボで可能性を広げるゴディバ。 チョコホイップが濃厚なのに、 中にさらに濃厚なマロンクリームが隠れていて、衝撃的に美味しい。 台も抜かりないココア風味。 モンの可能性よ。

きれいな皿と山の日と

お盆休みの時期になると、電車が空く。 いつも体験しているはずなのに、毎回ちょっとした嬉しさとなんとなくの残念感があって、馴れない。今朝も、普段なら座れない座席がいくつも空いていて、座ることができた。 やはり座れるのとそうでないのは、気持ちの面でも違ってくるのかもしれない。毎朝のように、夏ってこんなに暑かったっけ?と思うけれど、毎日のようにやり過ごしている。 書くことを決めて電車に乗り込んで、ふとした変化に喜んで、やれやれと思って書き出したら、書きたいと思っていたことを一

登頂しましたー! 地元の名店の、正統派モン。こっくり甘いマロンクリーム、軽くて溶けるホイップの組み合わせが絶妙!! #山の日にモンブラン

シュクレ

フランス語で「砂糖」を意味する言葉が、その店の名前でした。地元の名店らしく、雰囲気のあるドアを開けて、ひっきりなしにお客さんがやってきて、列に並びガラスケースを覗き込んでは、いくつも買って帰っていくのです。そのお店は、新潟にありました。 先日、新潟の南魚沼市で開かれたマラソン大会に参加してきました。その名も「南魚沼グルメマラソン」…かつて、この大会で走った様子を投稿し、運よく注目記事としてピックアップしてもらったこともありました。 何度も訪れているのは、参加賞が実用的なご

君は変わってしまったのか、アンジェリーナ

誕生日を迎える数日前、その店が来るとのポスターを見つけて、なんという偶然!と喜びました。 最近、多くの駅で、駅の一角にあるスイーツショップが月毎など定期的に、中の店が変わる仕組みになっています。お店側も、期間限定で売れ行きを気にしすぎなくて良さそうだし、客側は待っていればいくつものお店がやってくるという便利さがあります。 そのお店の次回予告の看板に、アンジェリーナのポスターがあったのです。毎度お馴染みの、世界におけるモンブランの始祖と言われているお店の名前です。 本店は