私たちはまだ恋をする準備が出来ていない #7 satomi side
アラサー・アラフォーが恋をしたくなる小説。
あらすじ:さとみ32歳、琉生25歳。社内恋愛中。週末はどちらかの家で過ごすことが多いが、今週は水族館でデート。
※毎回1話完結なのでどこからでもお楽しみいただけます。
イルカのショーを見て、もう1回ぐるっと水族館を回ったら、夕方だった。
「今日もさとみの家に行っていい?」
「あ・・・えっと」
正直、久しぶりに歩き回って疲れてしまった。出来たら1人でゆっくり休みたいと思ってしまう。
どうしても琉生と一緒だと、夜更しになってし