マレーナ(監督:ジュゼッペ・トルナトーレ:2000年)【映画紹介は、僕のあこがれでした。映画が終わった後も、終わってないふりをして聞きに行ったのです】
モリコーニ音楽が素晴らしい。
トルナトーレ監督のドジョウの二匹目な作品。
(私の視線から)
少年時代の限りなく純粋な頃に、
(エロに目覚めたばかりの少年時代に)
隣のおねーさんのことが、スキでした。
そんなお話。
隣のおねーさんは超絶エロスビューティで、
街を歩くと老若男女がガチ振り返るんです。
いつも。
女たちは嫉妬の目線で。
男たちは好色の目線で。
椅子に座って煙草を吸おうとすると、
まわりのイタリア男たちが何人も、
すっと火を差し出してくる。
こ、こいつら。
少年たちも「エロいおねーさんを見物しよう」と考え、
ただ眺めていたのですが、
気がつけば、
少年はいつもおねーさんのことを考えてしまうのです。
こ、これは・・・
しかしそれは叶うはずもない圧倒的初恋っ!
隣のおねーさんはやがて、
ある男と情熱的な出会いをしてケコーンしてしまいました。
しかし。
時代は戦争の時代。
嵐がおねーさんの身に降りかかる。
少年は、ただ観ているだけ。
***
いや、観ているだけではなかった。
戦争から帰ってきた男に、少年はある手紙を送ります。
まるで・・・
かっこいいぜ!少年。男だぜ!
まあこの辺は作品をご覧あれ。
やがておねーさんが、おばさんになっても、
少年はまだ振り返ってしまうのです。
***
少年が限りなくピュアだったころに経験した、
絶望的初恋。
男女逆ですが、この歌を思い出します。
初恋の人は永遠です。
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追記:
今日は日記も追加します。
戦闘霊ベルゼバブはリライトしようと思っています。やはり村上春樹方式、行き当たりばったり方式は厳しかった。まとめてわかりやすく作り直そうと思っています。
GWは風邪をひいて大変でした。休みが・・・
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