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ミミズクと夜の王(著:紅玉いづき)【読書紹介のことも食べてほしいの「嫌です。食べられるものじゃありません」まあ、もの!「え?え?」】

日本のファンタジーライトノベル1巻完結。
なんていうか、
小学生のお子さんに読書デビューさせるのに向いている本です。
簡単だし、RPG世界観だし。

しかし大人が読んでも,
まあまあ、つまらなくはないですね。
ちゃんとしてるお話です。

お話としてはよくある感じですが、

美女と野獣を少しひねったような物語。

主人公は、奴隷にされていた女の子。
闇の森に逃げてきて、夜の王と呼ばれる怪物に遭遇します。
女の子は自分を食べて、とお願いしますが・・・

この女の子の名前がミミズク。
痛々しい感じですが、
夜の王は怖いながらも優しくて・・・

という感じ。
ね。美女と野獣のひねりでしょう?

さらにとある王国の勇者様も出てきます。
勇者様は魔王討伐に来たのですが・・・

基本はお涙頂戴系の話ですが、
人間を感動させるという物語の使命に忠実です。
くどいくらいに感情移入しやすい過程を踏んでいきます。
丁寧ですね。
良い仕事してますよねえ。(偉そうやな)

コミック版もあるようですので。
私は未読ですが。

さて、この本はウェブサイトで一般公開されていた小説でして、
書籍化する際に非公開化されましたが、
つまりですね。
noteの中で同じような物語を見つけられるかもしれませんということです。
もちろん、それはあなたが書かれたものかもしれません。

これくらい単純で基本に忠実な方が、良いのかもしれないですよね。

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