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読書日記・本を読んだりしながら生きている

10月23日(月)

駒井稔さんの『編集者の読書論』を読んでいる。駒井さんが読んで面白かった本たちが、めちゃくちゃ魅力的に紹介されているものだから、片っ端から読みたいじゃないの!! とひとり興奮しつつも、しかし紹介されている全ての本を購入するには諭吉先輩が足りなすぎて、あぁ諭吉先輩がふらっと500人ぐらい来てくれないかなぁ~と思ったりした。

10月24日(火)

犬がとても寒そうなので、そろそろコタツを出そうかと悩み、しかしコタツを出してしまえば、二度と社会に出たくない気持ちが強まってしまうから止めたほうがいいだろうなと思い、なぜか湯たんぽを購入した。湯たんぽなら、まだ身動きが取りやすい、はず。寒そうな犬は私にピッタリくっついて眠り、しかしすぐに「お前は暑い!!!」と怒って離れていく、といったことを何度もくり返していた。

『編集者の読書論』を読んでいたら、『洋子さんの本棚』の話が出てきたので、久しぶりに再読することにした。『洋子さんの本棚』を読むと、『アンネの日記』を読みたくなる。芋づる式に読みたい本が増えている今。喜びながら困っている。

10月25日(水)

『アンネの日記』を読み返す気力はなかったので、『アンネの日記』をモチーフ(?)にした赤染晶子さんの『乙女の密告』を読んでみた。これはどうとらえたらいい作品なのか、私にはよくわからないなぁと思いながらも、なぜか勢いづいて最後まで一気読みしてしまった。赤染さんの文章に圧倒される。なんだろう、この癖になる感じ。

10月26日(木)

息子と一緒に新しいマリオのゲームをしてみたんだけど、ジャンプがBボタンということになじめず、何度もAボタンでジャンプしようとするもんだから、すぐに敵に当たってルイージ(私が使っていたキャラクター)が幽霊になってしまう。ジャンプはAボタンでしょ!? と憤りを感じてうまくゲームになじめない。Bボタンのジャンプに、いつか慣れる日が来るのだろうか(遠い目)。

10月27日(金)

タイトルが素敵だなぁと思って手に取った、ワダシノブさんの『いいかげんなイタリア生活』がとても良かった! 特に素敵だと思ったのがアペリティーボ。

イタリアでは、晩ごはんの前にワインやカクテルを飲みながらつまみを食べることを「アペリティーボする」というのだ。
 だから、家で晩ごはんの準備をしながら、台所で立ったまま赤ワインとサラミをつまむことも立派なアペリティーボだし、仕事を終えたあとに友達と軽く飲みに行くのもアペリティーボだ。

『いいかげんなイタリア生活』より引用

本を読みながら「アペリティーボ」で検索したら、とても美味しそうな写真がたくさん出てきてお腹が鳴る。軽く飲むという気軽さがとても良くて、週末にでもやってみようかなぁ?と思った今日が週末だったわけだけど、軽く飲むというのはどの程度??? と思ってしまい実行には移せなかった。飲むならガッツリ飲む!と思っている私は、「軽く飲む」が未知すぎてわからない。きっと、テキーラを一気飲みするようなことではないんだろうなぁとは思うんだけども(テキーラをがぶ飲みしまくってつぶれていた時期がある)。


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