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Moi
2020年6月19日 08:19
世界を…個人として見る。or 社会として見る(2分法)ドイツのエルンスト・クレッチマー「天才の心理学」や、イタリアのロンブローゾ「天才論」、イギリスのフランシス・ゴルトン「遺伝的天才」数ある天才に関する本。果たして、天才なんているのか、と言う話ですけれど、天才なんていうのは個人に注目すれば、いるような気になるんです。きっといますもの、そんなもん。でもよくよく考えてみれば、社会全体の
2020年6月4日 15:26
待機的と能動的待機的医学 >>文学でいうところの自然主義 英語では expectation 自然治癒を期待する。おそらく大体そんな意味。病人たちを観察し、自然に大して乱暴な手を加えずにこれを助けること、まだ多くの知識が不足していることを謙虚に告白しつつ待つこと。ミシェルフーコー「臨床医学の誕生」言葉と物の関係を言葉で扱う。その達人。私はおそらく読むことは一生ないけれど、病気になった時
2020年6月3日 09:05
山本七平(イザヤ・ベンダサン)「日本人とユダヤ人」は山本七平がユダヤ人の目線で書いた日本人像。山本七平といえば、落合さんの本でもチラッと出てきた「空気の研究」。やはり日本人そのものの研究に長けていた方なんだと思う。日本に否定的なだけではないと思うけれど、ただ純粋に日本論者という位置づけでいいと思っている。ユダヤ人研究で一番わかりやすいと紹介されているのが、内田樹さんとヴィクトールフランクル
2020年6月2日 14:03
メメントモリ memento mori(ラテン語)死生観クトナー・ホラ 聖バルバラ教会(セドレツ納骨堂)プラハかつてはもの凄い栄華を誇る大都市であったことが偲ばれます。わあ、素敵!すごい、すごーい。と私はただもうそうれだけですけれど、養老先生にかかれば、この手の物が多く残っている欧州は良くも悪くも歴史の重みを感じさせ、鬱陶しい。何しろ説明が長くなる。と。少し残っているくらいにしとけば、
2020年6月1日 14:19
コギト・エルゴ・スム Cogito ergo sum(ラテン語)全て夢だ!と思ってたとしても、自分の意識だけは存在する。デカルト哲学の第一定理「我思うゆえに我あり」心身二元論 デカルト「情念論」 身体と意識は別々に存在する。どうも哲学は理解するのが難しい。そう思ってしまうのは多分モラリストの部分が抜けているからかも。モラリストmoraliste(フランス語)Que sais-je?「私
2020年5月28日 20:50
菊池寛「怨讐の彼方に」雑多なあらすじ〜色々ありまして、人殺しした主人公が仏道を会得して難所の絶壁をぶち抜いて道を通じようとコツコツ穴を掘っていたところに、遺児となった息子が親の敵討ちにやってきたが、これ、もうすぐ貫通するからちょっと待っててね、てなって、じゃ一緒にやりますってなってコツコツやっていたらとうとう貫通して、2人で喜び合う話。ボランティアというべきか、まあ、金銭が生じない働きとす
2020年5月27日 23:59
ライオンハートことリチャード1世。(Richard I, the Lion Hearted, Coeur de Lion)フランス語しか話せなかったという彼ですが、愛称がライオンの心を持つ王様(獅子心王って言います、普通)というSMAPの有名な曲で呼ばれていたことは日本でも有名です。と言いますか、もはやあの曲のおかげでリチャードのことを知ったようなものです。ざっくりリチャード1世の話を。イギリ
2020年5月26日 19:05
オーストリアの首都「ウィーン」何気なくBSをつけていたら、Vienneとかいうタイトルで持ってウイーンを紹介されているので混乱しておりましたら、フランス語の表記だったのですね。ウィーンというのはドイツ語表記。オーストラリア自体はヴェアンというそうです。ウィーンといえば、音楽の都。それから、千年王国ハプスブルグ帝国の首都でもあります。ハプスブルグ家出身ルドルフ1世が1273年に初めての