Moi

語学が苦手すぎて避けてきたけれど、このまま死ぬのもなんだから一念発起して独学を始めました。選んだ語学はフランス語。語学学習の苦痛と成長記録をコラムしたいと意気込んでおります。

Moi

語学が苦手すぎて避けてきたけれど、このまま死ぬのもなんだから一念発起して独学を始めました。選んだ語学はフランス語。語学学習の苦痛と成長記録をコラムしたいと意気込んでおります。

マガジン

  • Je veux…

    フランス語を独学で。全く真っ白な状態から始める人って珍しい。果たして挫けずできるのか。そんな私の3日坊主にならないためのマガジンです。

  • どくしょのおと

    世界のことがわかる本が好きです。知らないことを知るって楽しいですね

  • photos

    主に花の写真で上手く撮れた時にアップします。

  • カタカナコトバ

    世の中のカタカナコトバが覚えられない。私なりにここで覚書。なるべく正しくカタカナコトバを使ってみることでアウトプットできるのではないか。 そんなわけでコトバを私なりの解釈でエッセイにしております。字引きとしての役目は担っておりません、面目ない。

最近の記事

再開します、フランス語。

久しぶりに(暇になったので)フランス語の勉強を再開している。 たいてい、noteを再開します、っていうことになるけれど、私の場合、勉強の再開、ああ、続かないあの頃とはおさらばするために、今回の再開は本物にするべく以下の本を買いました。 何か、やはり目標がないと。 そう思いながらも、これ、結局大学などである程度の授業を受けた人が受験をするものらしいですね。ですよね。普通。 私はただの興味本位な趣味のフランス語なので全く歯が立たない。英検を初めて受ける幼児の気持ち。 そ

    • どうでもいい時間が、どうしてこんなに楽しいのかしら。暇な正月休み最終日。

      「手仕事」 そんなふうにいうとおこがましく、たいそうな話になってしまうんですが、結局、小豆を使ったアイマスクを作ってみたかったはずなのに、結局またぬいぐるみを作ることになってしまった。 扇形を大小2枚、適当に重ねて縫ったらネズミっぽくなるんじゃないかしら?小豆を入れて、お手玉の如く縫い縫い。。。そんなこんなで適当に作っていたら、これがどうもいけない。 耳はでかく、鼻は長い。そう、ディズニーのあの名作に出てくるゾウのようになり、これでは飛んで行ってしまうではないか、、、。

      • 小豆の温熱アイマスクから始める新年。

        明けましておめでとうございます みなさまの健康とご多幸をお祈りいたします Bonne année à tous! Je vous souhaite plein de belles et bonnes choses pour 2021! 新年のご挨拶に実家を訪れると、母が小豆のホットアイマスクを手作りしていた。いたく気に入ったので、古い小豆を分けてもらい、自作することに。 こんな型紙を見つけてしまって、これはテンションアップ。何とか見様見真似で作ってみることにしました。何

        • 小説とは異なる映画の良さを実感。小説は別のものとして存在している。ヴァイオレットエバーガーデン考

          まだシュリンクめくってないですからね。どれだけこの本を手に入れて心踊っていたかということがわかります。入手困難っていうのはこういうことを言うんですね。 これを買ったのが11月の初め。 読み終わったのが昨日。ちょっと温め過ぎですね、ほんと。あんなに心乱されたのに、この始末。小説、久しぶりに読むからそれもあって、つい。 小説全体に言えることといえば、情景描写が本当に細かいのと、登場人物それぞれの描写さえも細かい為、読者側がもう大体整っているにもかかわらずまだ言ってる、といえな

        • 再開します、フランス語。

        • どうでもいい時間が、どうしてこんなに楽しいのかしら。暇な正月休み最終日。

        • 小豆の温熱アイマスクから始める新年。

        • 小説とは異なる映画の良さを実感。小説は別のものとして存在している。ヴァイオレットエバーガーデン考

        マガジン

        • Je veux…
          19本
        • どくしょのおと
          19本
        • photos
          2本
        • カタカナコトバ
          3本

        記事

          映画観てヒクヒク泣いてしまった自分が信じられないと思った話

          10月の終わりにヴァイオレットエバーガーデンの映画を観に行きました。アニメに詳しいわけでもなく、映画はもっと詳しくないのに、なんか観てみたいなあとその筋の人(?)に呟いたら、「あたしも、観たいと思ってた!行こう!」となって思いついて3時間後には観に行けたという半ば運命的な映画となってしまった。 そして案の定、号泣。連れてってくれたその人は、「ハンカチと替のマスクは忘れずに!」と念を押すので一応持っていったけど、これほどまで泣くとは。映画で泣いたことなんてほとんど無いし、子供

          映画観てヒクヒク泣いてしまった自分が信じられないと思った話

          日本史専攻だったから、、、という言い訳がようやく恥ずかしいと気づいたので世界史の勉強を始めてみた。

          「フランス語勉強する」と言い出して、問題集一冊終えて、気持ちが治ってしまい、そもそも、フランスって何だ?って思っている時にこの感染症騒ぎとなり、TVなどでフランス人の人柄に触れ、、、(あんまりいい報道が無いのが残念)民族や宗教やそういうものが知りたくてドイツ史やイギリス史などの本を読んでいたら、やっぱりさっぱりで、「何でだ?内容が入ってこない。」と焦っていたら今年の春から確か高校生となった息子がプレゼントしてくれたこちらの本。 話しかける優しい世界史の本。といったところでし

          日本史専攻だったから、、、という言い訳がようやく恥ずかしいと気づいたので世界史の勉強を始めてみた。

          考えてわからない時はアンチノミーに陥ったといい、真逆だと思ったらコペルニクス的転回だといえたらかっこいい、そう思っただけのカントだけど、今こそ道徳を改めて考える。

          エマニュエル・カント 1724〜1804  Immanuel Kant  (独) 「純粋理性批判」「実践理性批判」「判断力批判」を主要著書に持つドイツの哲学者カント。朝起きてから寝るまで規則正しく独身生活を送っていて、80歳でなくなります。わりと長生き。「独身生活」がいいのか、「規則正しく」がいいのか。そんなことは哲学とは関係ないので置いておくとして、NHK 100分で名著でやってたからここにnoteしときます。 簡単にまとめようと思って、備忘録にしとこうと思ったのに、な

          考えてわからない時はアンチノミーに陥ったといい、真逆だと思ったらコペルニクス的転回だといえたらかっこいい、そう思っただけのカントだけど、今こそ道徳を改めて考える。

          「修身斉家治国平天下」とアニメ「ドクターストーン」で「天才」について考える。

          世界を…個人として見る。or   社会として見る(2分法) ドイツのエルンスト・クレッチマー「天才の心理学」や、イタリアのロンブローゾ「天才論」、イギリスのフランシス・ゴルトン「遺伝的天才」 数ある天才に関する本。 果たして、天才なんているのか、と言う話ですけれど、天才なんていうのは個人に注目すれば、いるような気になるんです。きっといますもの、そんなもん。でもよくよく考えてみれば、社会全体の一部としてはすごいかもしれないけど、やっぱりただの一部で、その人個人が、そこまで

          「修身斉家治国平天下」とアニメ「ドクターストーン」で「天才」について考える。

          やり過ぎていいことなんてないです。ちょっと適当になって欲しい。対義語の間で。

          待機的と能動的 待機的医学 >>文学でいうところの自然主義 英語では expectation  自然治癒を期待する。おそらく大体そんな意味。 病人たちを観察し、自然に大して乱暴な手を加えずにこれを助けること、まだ多くの知識が不足していることを謙虚に告白しつつ待つこと。 ミシェルフーコー「臨床医学の誕生」言葉と物の関係を言葉で扱う。その達人。私はおそらく読むことは一生ないけれど、病気になった時にどうするかは考えたほうがいい。かなり重症化している場合、当人の場合と、身内の場

          やり過ぎていいことなんてないです。ちょっと適当になって欲しい。対義語の間で。

          結局やっぱり漠然としか理解できなかったけど、何にも知らないよりは良かったユダヤ人のこと

          山本七平(イザヤ・ベンダサン)「日本人とユダヤ人」は山本七平がユダヤ人の目線で書いた日本人像。山本七平といえば、落合さんの本でもチラッと出てきた「空気の研究」。やはり日本人そのものの研究に長けていた方なんだと思う。日本に否定的なだけではないと思うけれど、ただ純粋に日本論者という位置づけでいいと思っている。 ユダヤ人研究で一番わかりやすいと紹介されているのが、内田樹さんとヴィクトールフランクル 日本人にはきっと理解できないんだろうな、と漠然と思っていたユダヤ人迫害がなぜ起こ

          結局やっぱり漠然としか理解できなかったけど、何にも知らないよりは良かったユダヤ人のこと

          骸骨自体は全然怖くもなんともないけど、絵になると怖い。

          メメントモリ memento mori(ラテン語)死生観 クトナー・ホラ 聖バルバラ教会(セドレツ納骨堂)プラハ かつてはもの凄い栄華を誇る大都市であったことが偲ばれます。わあ、素敵!すごい、すごーい。と私はただもうそうれだけですけれど、養老先生にかかれば、この手の物が多く残っている欧州は良くも悪くも歴史の重みを感じさせ、鬱陶しい。何しろ説明が長くなる。と。 少し残っているくらいにしとけば、余白の楽しみがあるのに、ということだそうです。すっかり納得してしまいます。ここク

          骸骨自体は全然怖くもなんともないけど、絵になると怖い。

          哲学でみる最後のお別れのこと 心身二元論とモラリスト

          コギト・エルゴ・スム Cogito ergo sum(ラテン語) 全て夢だ!と思ってたとしても、自分の意識だけは存在する。デカルト哲学の第一定理「我思うゆえに我あり」 心身二元論 デカルト「情念論」 身体と意識は別々に存在する。 どうも哲学は理解するのが難しい。そう思ってしまうのは多分モラリストの部分が抜けているからかも。 モラリストmoraliste(フランス語)Que sais-je?「私は何を知るか」 モンテーニュは考え方や文化の違う人間に対して、偏見、独断、おご

          哲学でみる最後のお別れのこと 心身二元論とモラリスト

          「日本人は当たり前のようにマスクをつけます。欧米の人も見習いましょう。」なんて一滴たりとも思わない。

          マスクがしたくない。 その一心で外出自粛に協力してきたのですが、どうしてそんなに嫌いなのか、考えてみました。暑い、息が苦しい、口が臭い(汗)とか、そういうことは置いといて、多分ネクラになりそうだからというのが一番かもしれない。なんでだか知らないけど、世の中どうでも良くなる。同調してくれる人、いないだろうか。 捨てる白シャツのまだマシなところをなんとか使って作ってみた。ちょっとひんやりする生地(それがなんの生地の種類がわからない)でこれなら頑張れるんじゃないかと、適当にネッ

          「日本人は当たり前のようにマスクをつけます。欧米の人も見習いましょう。」なんて一滴たりとも思わない。

          言葉の機能のなかには本来存在しないものをあったかのように示す機能があったことを知ると少し生きやすくなるかなと思う。

          菊池寛「怨讐の彼方に」 雑多なあらすじ〜色々ありまして、人殺しした主人公が仏道を会得して難所の絶壁をぶち抜いて道を通じようとコツコツ穴を掘っていたところに、遺児となった息子が親の敵討ちにやってきたが、これ、もうすぐ貫通するからちょっと待っててね、てなって、じゃ一緒にやりますってなってコツコツやっていたらとうとう貫通して、2人で喜び合う話。 ボランティアというべきか、まあ、金銭が生じない働きとすれば、それって日本には昔からあったんですよね。昨日から引き続き「養老孟司著 身体

          言葉の機能のなかには本来存在しないものをあったかのように示す機能があったことを知ると少し生きやすくなるかなと思う。

          ハートは心であり、心臓であり、その人そのものであるということ。

          ライオンハートことリチャード1世。(Richard I, the Lion Hearted, Coeur de Lion)フランス語しか話せなかったという彼ですが、愛称がライオンの心を持つ王様(獅子心王って言います、普通)というSMAPの有名な曲で呼ばれていたことは日本でも有名です。と言いますか、もはやあの曲のおかげでリチャードのことを知ったようなものです。 ざっくりリチャード1世の話を。イギリスにありがちな、家族間の争いが国家規模の戦争になるやつです。お父さんが愛人を選び

          ハートは心であり、心臓であり、その人そのものであるということ。

          オーストリア帝国とハプスブルク家

          オーストリアの首都「ウィーン」 何気なくBSをつけていたら、Vienneとかいうタイトルで持ってウイーンを紹介されているので混乱しておりましたら、フランス語の表記だったのですね。ウィーンというのはドイツ語表記。オーストラリア自体はヴェアンというそうです。 ウィーンといえば、音楽の都。 それから、千年王国ハプスブルグ帝国の首都でもあります。 ハプスブルグ家出身ルドルフ1世が1273年に初めての神聖ローマ帝国の皇帝となってからもしばらく対立が続きますが、15世紀半ば以降より

          オーストリア帝国とハプスブルク家