[詩]あゝ、またΨ

おはよう、おやすみまで言えたならなんてさ
どんなに幸せだろうか
見えない未来を描こうとしてインク切れ
最後にワガママを一つ聞いて欲しい
明日もまたΨ

辛ラーメンのカプサイシンは辛辣な現実
犬に吠えられて鳥に盗まれたソフトクリーム
あゝスクロースのように甘い現実に浸りたい

瞬きは走り出す合図
眠たさを誤魔化すスパイス
泣き出しそうなアヒル

おはよう、おやすみまで言えたならなんてさ
どんなに幸せだろうか
見えない未来を描こうとしてインク切れ
最後にワガママを一つ聞いて欲しい
明日もまたΨ

幻想を見せるアヤワスカは私のメラトニン
幸福のサイエンス絶頂無敵のアルコール
あゝアセトアルデヒドにやられてグロッキーみたい

真夜中は涙の合図
二度寝でぼやかすスパイス
笑顔が溢れるアヒル

好きだよ、そばにいて欲しいよなんてさ
夢みることしかできない
見えている今を変えようとして病んじゃう
最初に潔ぎよく諦められたなら
今日もまたΨ

重ねた嘘が二重になって
マイナス感情溢れ出す
虚しさの先がネガティブだって
あゝ知っていたはずなのに

キスして、抱きしめて欲しいよなんてさ
絵空事を呟く残夜
見つめている君の知らない昨日から
最初で最後の想いを伝えるよ
大好きまたΨ