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アラフィフ歌会始~更年期を楽しむビタミンエッセイ~

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加齢を華麗に!更年期を幸年期に!動悸をドキドキ&ワクワクに! 日々、変わりゆくココロやカラダを感じながら、今日という日を無事に迎えられる喜びを明日へのエネルギーに変え、「とにかく…
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2023年5月の記事一覧

第25首:百歳かぁ… 嗚呼,百歳か 百歳かぁ 期待するより ため息ばかり…

第25首:百歳かぁ… 嗚呼,百歳か 百歳かぁ 期待するより ため息ばかり…

アナタの希望寿命は何歳ですか?

何事も思い通りにいかないのが人生。でも、もし寿命を自分で決められるとしたら、アラフィフの貴方は何歳に設定したいですか?
…私は、
ズバリ70ちょい歳!
人生百歳時代だといわれている今、これを「短い!」と考える人もいるでしょう。でも、私にとってのあと約20年は、今の自分を考えるとちょうどいい感じなんです。この5年を切り取ってもアタマとカラダの衰えに嘆いているのですか

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第24首:ベランダの 草花たちに 話しかけ ホッとひと息 ゆるむ朝活

第24首:ベランダの 草花たちに 話しかけ ホッとひと息 ゆるむ朝活

自然に癒されます

冬を必死に耐えたベランダガーデンの草花たちが一気に命を吹き返す3月。暖かくなってくると天気が良ければ、朝起きてすぐに窓を開け、空気を入れ替えるついでにベランダに出ると小さな鉢植えたちに水遣りをしながら話しかけるのが私の朝活になります。
「おはよう。今日も元気でね~」「おっ!新芽が出てきたねぇ…」「きれいな花を咲かせてね~」
そんなことを言いながら、枯れた葉を取り除き、虫がついて

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第23首:頑張った 自分自身の ご褒美は 昔はモノに 今は自分に

第23首:頑張った 自分自身の ご褒美は 昔はモノに 今は自分に

「30万、いま使って!」と渡されたら?!

ある日の夜のこと。
私は韓流コスメのフェスマスクをつけながら、ダイニングテーブルで自家製漬物をつまみにハイボールを飲み、推しのyoutubeチャンネルを観てニヤニヤしていました。そこへ、風呂上りの娘が髪をタオルで拭きながらやってきて、
「今日、友達と“もし、すぐ使うならあげると30万をもらったら、何に使う?”っていう話で盛り上がったんだけどさ~。ママだっ

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第22首:おしゃべりの  花咲くせんべろ  昼下がり  気づけば寝てる  ゴメン許して

第22首:おしゃべりの 花咲くせんべろ 昼下がり 気づけば寝てる ゴメン許して

せんべろの聖地、赤羽は「ちょいと一杯」で済むはずはない

世の中が大きく変わりつつも、街は以前の賑わいを取り戻そうとしている今日このごろ。
先日、幼馴染と久しぶりに真っ昼間から「ちょいと一杯やりに行こう!」ということで向かったのは赤羽。せんべろの聖地でございます。

日暮れを待たずに乾杯できて、しかも、美味しくてお手軽なお店が多い。赤羽は50過ぎたおばさん2人を賑やかに迎え入れてくれました。コロナ

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第21首:レシートと 共に出てくる クーポンで 喜ぶ客は よく買う客だ

第21首:レシートと 共に出てくる クーポンで 喜ぶ客は よく買う客だ

増える無人精算機。でもね…

ここ数年で店のレジの無人化が進み、いつのまにか人と接することなく買い物ができる世の中になりました。そのうちタッチパネル上で指を動かすことも不要になりそうです。
デジタル化で、人間本来の機能である体を動かすことや、言葉を交わす機会がどんどん失われ、さらにはChat-GPTに思考を許して、霊長目ヒト科ヒト属ホモサピエンスはこれからどう進化(退化?)していくのでしょう。

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第20首:いつだって なりたい私に シフトして 我が身助ける 妄想力よ

第20首:いつだって なりたい私に シフトして 我が身助ける 妄想力よ

ディズニーよりも魅力的な夢の世界

20代のころ、ニューヨークで暮らしていた友人の元へ何度かお邪魔させてもらいました。彼女のご尊父様の家はニューヨーク郊外のいわゆるアッパークラスといわれる方々が暮らす街にあり、ロバート・デニーロとメリル・ストリープ主演の『恋に落ちて』(1984)の舞台にもなった駅、そして、豊かな自然の中に点在する大豪邸があっちにもこっちにも…。
「末は博士か大臣か?」ではなく「末

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第19首:あと少し もうひと口の 甘い罠 美味いんだもの 仕方ないでしょ

第19首:あと少し もうひと口の 甘い罠 美味いんだもの 仕方ないでしょ

GW後から言い始まる恒例の「痩せなくちゃ」

セーターがシャツ一枚に、シャツ一枚が半袖に…
温かくなり薄着になると、必ず気になる我が豊満ボディ。
“ダイエット”や“痩せ”という言葉が口に出るのは、毎年GWが明けたころ。全く結果を出せないくせに、よくもまあ同じことを言えるものだと自分自身に呆れますが、長い冬の間に、来たる春や夏のことを考えて行動できるくらいなら、こんなカラダを世の中に晒していません。

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第18首:熟睡の 膝上猫に 遠慮して 仕事進まぬ しもべの我よ

第18首:熟睡の 膝上猫に 遠慮して 仕事進まぬ しもべの我よ

世知辛い世の中 愛猫に癒される毎日…

人間はこの地球において最も高等な生物…だそう(?)ですが、私は完全に愛猫のしもべとして生きております。
いくらお気楽な性格な私でも、この世の中で生き抜くにはそれ相応のエネルギーと辛抱強さが必要です。でも、猫をひとたび抱くだけで全身は癒しのオーラに包まれ、急速に気力・体力が戻ってくる…まるで急速充電器のように…。
ペットと暮らしていて、似たような感覚を味わった

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