言葉をぎゅっと抱きしめる
追記│受賞しました。
藤原華さん主催のnoteコンテスト「なぜ、私は書くのか」で優秀賞を受賞しました。私の記事は、以下の記事に掲載されています。
ふとした時に、過去に投稿した記事、下書きに戻した記事を見返すことがある。投稿した記事よりも、遥かに下書きの方が多い私。
それだけ沢山のことを考えては悩み、言語化したと言う証でもあるだろう。そうして大抵は自分の中で、「あの時あんなに苦しんでいたっけ、そんなこともあったよな~」と笑い話になっている。
と同時に「でもあの時を乗り越えられたんだから、今の私が在るんだし、これからもきっと大丈夫」と思える。
過去の私が紡いだ言葉達を、今の私がそっと撫でるように見返す。言葉をぎゅっと抱きしめるように。今の私は過去の私の言葉に救われているし、同時に未来の私を救っている。
そんな、苦しかった過去や、苦しい今の積み重ねを昇華させるために、私は今日も書き続ける。過去の私の言葉に掬われ、未来を私の言葉で掬う。そのために今の私は書く。