最高にワクワクする時間
最近、私の中で、読書熱が再燃している。
昨日図書館へ行った。ここ1カ月は、2週に1度、地元の図書館へ訪れて、本を返却した後、次に借りる本を物色している。(言い方、笑)
あの時間が、私は最高に好きだ。最高にワクワクする。
何と言っても、何冊借りても「無料」と言うのが大きい。知識や幸せの感情と言った無形の財産が、無料で手に入ると言ったら、少々邪かもしれないが…笑。
そんなことを思いながらも、純粋に読みたい本と巡り合うまで、一冊手にとっては目次を開き、数ページ立ち読みをしては棚に戻すあの時間が、私にとっては最高に、至高の時間。
そんなこんなで、昨日は図書館で5冊程度、借りてきた。そのうちの数冊は、新書と言われる類の本だ。
本にも様々な種類があるのは、言うまでもない。小説、漫画、新書、専門書、教科書、ラノベ等々。
中でも最近のマイブームは、新書。新書とは、本のサイズのことであり、対象の学問についての、言わば「入門書」のような立ち位置。私にとっては堅苦しくなく、割と抵抗なく読み進めることができる点で、気に入っている。
話を戻そう。
昨日、図書館で借りる本を物色していた時のこと。あまりにもタイトルに目を引かれて、手に取った本があった。
それが
山口周『劣化するオッサン社会の処方箋 なぜ一流は三流に牛耳られるのか』
と言う、光文社の新書。
本書、私が興味深い意で「面白い」と感じたところは、「はじめに」の箇所で書かれている、オッサンの定義。ここで言う「オッサン」が何を表しているのか気になったら、それだけで手に取ってみる価値は充分にあると、私は思う。
気付けば1時間半くらい、途中、水分補給を何度か挟みながらではあったが、あっという間に、読み終えてしまった。文量も、200ページと少しと言う具合。私にとっては読みやすい量だった。
そして、気になった一節や言葉を、ノートに書き留めながら読み進めた。
大学の授業で学んだことが、随所にちらほら出てきて、純粋に面白かった。懐かしい、とも思った笑。ああ○○先生が、そういえば授業でそんなことも仰っていたっけか、とも。笑 ふふふ。
読書は小手先のテクニックとかではなく、長期的に見て、身になるなって、最近改めて思う。
本書の最終章には、筆者が本書で言いたいことをギュギュっと濃縮してくださっていて、とても親切だなあと感じた。
知らないこともたくさんあった。でもそれ以上に、やっぱり知らないことを知ることが、私にとっては最高に楽しい。
知識として得られるの(インプット)は勿論、それを書き出すことで、自分の言葉にして言い換えて書くって言う、アウトプットにもつながるから。一石二鳥以上の財産が手に入る読書って、本当に楽しい。
読んでくださってありがとうございます。
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