何かのきっかけになるかもしれないし、ならないかもしれないこと② 体質が分かれば改善できる
①では、私のこれまでの不摂生と、なぜ健康を意識し始めたのかを振り返っていきました。
ここからは、どうすれば楽しく大学に通えるような健康な体を作れるか、考えていきます。
健康な体には何が必要なのか？
自分の体を楽にするために必要だと思ったことは「体質改善と生活習慣の改善」です。生まれつきのもので、治るものではないと思っていた体質を変えてみたいと思うようになったのには、漢方との出会いがきっかけでした。
体質が分かれば改善できる
実は春にも吐き気やお腹の張りなどの症状があったため、消化器内科にかかりました。そこで血液検査や触診をしてもらいましたが、特に異常はありませんでした。
張りを和らげる漢方やお通じを良くする薬などをもらって服用していましたが、劇的に改善はせず…そのうち症状も落ち着いて通院は続けませんでした。
そういう経緯もあって、西洋医学で解決しないことなら、これは自律神経の問題かもしれないから、漢方の力を借りてみようかな？と漢方医のいる病院にかかりました。
東洋医学や中医学(私自身は細かい違いはよくわかっていません)では、症状を引き起こしている原因となる体質を、フラットな状態に整えていくことで症状を軽くしていきます。
この考え方は私にはとてもしっくりきました。元々痩せ型、低血圧、冷え性、喉が渇かない、食欲が無くなりやすい、疲れやすい………と病気未満の不調をいくつか抱えているため、体質を整えることで今の症状と一緒に他の不調も無くしていけたら、これほど嬉しいことはない！と思ったからです。
前述した通り元々やんわりと不調があり、以前から気になっていた漢方医のいる病院がありました。辛い症状が続いたある日、ついに講義を休に、母にその病院に連れていってもらいました。
先生は問診票を見て、私の訴えを聞き、それから私のお薬手帳を見て、「この漢方じゃ全然効かなかったでしょ？」と全く違う漢方を処方してくれました。聞けば、私の痩せ型虚弱体質と症状をピンポイントで改善してくれそうな漢方です。
あくまで自己診断ですが、漢方の世界ではどうやら私は「気虚」という体質のようでした。
「気」が不足している状態。エネルギーが足りていないので、疲れや倦怠感があり、体が冷えやすい。胃腸も弱く、食欲不振や胃もたれ、軟便・下痢をしやすい。体力も無く免疫機能も低下し、風邪を引きやすい。
すごい当てはまる！！今まで悩んでいた疲れやすさや、太らない体質、末端冷え性、低血圧なども全部この体質のせいだったのかも…。
気が不足している、ということは、気を増やして巡らせることが出来たら、この体質も変わっていくかもしれない訳です。生まれた時から痩せ型だし体質は変わらないと思っていたけど、今の体質はただの「状態」であって、変えられる物だとしたら…！
変えたい！変えたい！！私も周りの人たちのように生活を楽しみたい…そのためには健康な身体は必要不可欠。この体を整えていこう。そして、目指すは体調を崩す前よりも健康に！
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