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課題の分離 とは


課題の分離

心理を学んだ方なら必ず触れるアドラーの言葉。


もう1つ 出てくるのが【他者貢献】。



2つの言葉について、いつか記事を書きたいと思っていましたがなかなか考えがまとまらず‥。

私自身、これらの言葉を自分の中に落とし込むのにずいぶん時間がかかりました。



今回の記事ではまず、

【課題の分離】について書いてみたいと思います。




課題の分離」とは、他者の課題(その人が抱えている問題)に踏み込まない ということ。

「他者」とは、家族・恋人・親戚・友人など 関わりを持つ誰かのこと。

つまり、自分の課題と他者の課題の間に
しっかり境界線を引く ということ


このような言い方をすると、まるで他者に関心を持たない冷たい考え方のように聞こえるが、それは違う。

そのものごとの結末を、最終的に引き受けるのは誰か?

『嫌われる勇気』 岸見一郎 古賀史健著


対人関係のトラブルは、他者の課題に踏み込むこと、逆に自分の課題に踏み込まれることで起こる。
これは、近しい相手であった場合により起こりうる。


馬を水辺に連れて行くことはできるが、水を呑ませることはできない

『嫌われる勇気』岸見一郎 古賀史健著


課題の分離は「放任」ではない。

過度に注目せず、困ったときには援助する。
他者と寄り添い、伴走する。

気づきを得るのは あくまで 本人 である。

自分を変えられるのは自分しかいない。




いかがでしたか?

次回の記事では【他者貢献】について書きたいと思います。

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