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創作記録

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2020年3月の記事一覧

適当な言葉から架空の商品を作ってみた話

適当な言葉から架空の商品を作ってみた話

今回は言葉のイメージから架空の商品を作ってみるという実験の話を書こうと思います。

突然ですがみなさんは、『音相』という考え方をご存知ですか?

音相とは、言葉の音の響きから感じるイメージや雰囲気のことです。例えば『赤』と『レッド』では、同じ色なのになんとなく印象が違いますよね。

この音相という考え方を使って、何か面白いことができないかと考えました。

そこで注目したのが商品やキャラクターの名前

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人生で初めて漫画の持ち込みに行った話

人生で初めて漫画の持ち込みに行った話

はじめまして。

先週、人生で初めて出版社に漫画の持ち込みに行ってきたので、漫画制作の過程と、編集の方からいただいたご助言をここに書き記そうと思います。

今回は児童漫画の編集部に持ち込みに行こうと決めていたので、子どもでもみんな知ってる『じゃんけん』をテーマにした漫画を描くことにしました。

じゃんけんって誰でも一度はしたことがあると思うんですけど、馴染み深すぎてもはや遊びでじゃんけんする子ども

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世界を飴化する装置を作った話

世界を飴化する装置を作った話

大学時代、飴についてものすごく考えていた時期があったのですが、今回はそのときに思いついた世界中のものを飴化することができる装置についての話を書きたいと思います。

なぜ飴についてものすごく考えていたかというと、人工的に味を再現した飴という食べ物が、自然界のルールを超越したとんでもない発明品だということに気づいてしまったからです。

イチゴ味の飴って、本当は人間がイチゴの味に似せて作った人工的な味じ

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架空の虫が潜んでる感を出す装置

架空の虫が潜んでる感を出す装置

今回は、以前会社の同期の嶋元くんとデザフェスに出展したときに作った『架空の虫が潜んでる感を出す装置』についての話を書いてみようと思います。

というのも実は僕、大学生の頃にありもしない情報を作ることにハマっていた時期があったんですね。

どういうことかというと、

中に誘引剤が入っていない外側だけのゴキブリ駆除用品を学校に持って行って、ゼミの教室にしばらく置いてみたことがあったんです。

そしたら

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ガチャガチャを作って売ってみた話

ガチャガチャを作って売ってみた話

ガチャガチャってロマンがありますよね。

昔からオリジナルのガチャガチャを作ってみたいなと思っていたのですが、今回は実際にガチャガチャを作って販売してみたときの話を書いてみようと思います。

実は僕、あまりにもガチャガチャが好きすぎで、もうすでにガチャマシンの方は持っていたんですよね↓

これさえあれば、あとはガチャガチャの中身を作るだけだ!って意気込んでいたのですが、ガチャガチャの企画を考えるき

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