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頭部の一部を除き、肉や内臓、骨など、ほぼすべての部位が食用に用いられます。 うまみの多い味わいと独特の風味が好まれています。 気や血を補う作用で、貧血を改善し、血行を促進しますまた、豊富に含まれているたんぱく質は、消化吸収が非常によいので、疲労や倦怠感を回復したいとき、体力を増強したいときにおすすめです。胃や腸の働きを補って消化不良や下痢してくれます。 【食材DATA】 旬:通年 選び方:肉質が引き締まっており、赤身がツヤのある明るい紅色、脂肪が乳白色で、弾力と粘りがある
えのきたけとは えのきたけは本来、エノキやコナラなどの広葉樹の根元に生えるきのこで、野生のものは 褐色でカサが大きく、柄も短めです。店頭で見かけるえのきたけは、ひょろりと細⻑く乳 白色をしていますが、これは菌床栽培されたものになります。最近は、野生種を掛け合わ せた茶色いえのきたけも売られています。 栄養成分で大きな差はありませんが、茶色のえのきは軸が太いことからよりシャキシャキ した食感を楽しめます。 えのきたけの選び方 全体がきれいな乳白色で張りがあり、カサが小
菜の花も菜花の違い 《菜の花》 菜の花はアブラナ科アブラナ属に属する花のことで、特定の植物を指す名称ではありません。菜種、白菜、小松菜、 キャベツ、かぶ、ブロッコリー、ザーサイなどが当てはまります。 様々な野菜が菜の花に分類されますが、一般的に菜の花として出回っているのは菜種です。2〜3月に旬の時期を迎 え、小さなつぼみがたくさんついた菜種が店頭に並びます。 《菜花》 菜花は菜の花の種類のひとつで、食用に品種改良されたものです。和種と⻄洋種があり、それぞれ食べる部位が異な
白菜について 野菜の中でもカロリーが低く、色々な食材との相性もよい淡色野菜。霜にあたるとお いしさが増すと言われていて、旬は冬になります。鍋料理は煮込むのでかさが減って たくさん食べられるのでおすすめです。 旬は11月から2月にかけての寒い季節ですが、品種や作型、産地を工夫することで、 春白菜(5〜7月)、夏白菜(8〜10月)、秋冬白菜(10〜翌年3月)というように周 年出回ります。こうすることで年中スーパーや八百屋さんで白菜を見かけることがで きるのです。 白菜の選び方
【小松菜とは】小松菜はチンゲンサイなどと同じアブラナ科アブラナ属の植物で、収穫せずにそのままにしておくとア ブラナと同じ⻩色い花を咲かせます。 名前は東京の小松川(現在の江戶川区)に由来しているそうです。江戶時代、将軍に気に入られ献上す る際、土地の名前を冠したという言い伝えがあります。また、当時から江戶庶⺠には親しまれていた野 菜だそうです。 冬(11〜3月)が旬である小松菜は、霜にあたることで甘味が増します。丸みのある大きな葉っぱが特徴 的で、その葉っぱに厚みがあるもの、
【味噌とは】 主原料の大豆を蒸すか煮るかして、麴と食塩を加えて、発酵、熟成させた半固体状の調味料です。基礎調味料の「さしすせそ」の「そ」は 味噌のことです。ちなみに「味噌」の「噌」という漢字は、味噌以外には使われておらず、味噌のためだけに存在している漢字です。 みそ=(大豆+麹+塩+水)×熟成と覚えましょう♪ 【味噌の種類】 ■原料■ ・米味噌…大豆に米麹を加えたもの →信州味噌、仙台味噌、関西白味噌など、全国各地で生産されています。 ・麦味噌…大豆に麦
【酢の原料】 酢は、米や麦、コーンなどの穀類や、りんご、ぶどうなどの果実など、糖質を 含む様々な食材が原料となる発酵食品です。これらの糖質を元に、いったん 「酒」にして、それらを「酢酸菌」で発酵させたものが酢になります。 世界中で作られているお酢は、それぞれの土地柄にあった農産物を原料にしており、 その原料の違いによって多くの種類があります。 【酢の製法】 ・醸造酢→原料をアルコール発酵させて酒を作り、酢酸発酵で酢を作る。 ・合成酢→酸味料や甘味料、香料などを調合
【人参について】 人参には江戸時代に伝わった東洋系と明治以降に入ってきた西洋系があり、現 在主に流通しているオレンジ色の人参は、西洋系と言われています。赤く細長 い「金時にんじん」は数少ない東洋系で、今でも正月料理の彩りに欠かせない 食材のひとつです。他にも紫や白、黄色や10cmほどの小型種など、さまざまな品種があります。 【人参の栄養】 β-カロテンの多さは緑黄色野菜の中でもトップクラスと言われています。皮の近くに多く含まれているので、皮ごと洗って食べるか、薄く
【アボカドとは?】 中南米が原産の中南米が原産とされています。ごつごつとした見た目から「鰐 梨」と名前がついていますが、果肉はとてもクリーミーで女性から大人気の食材 です。 果肉の20%が脂肪分ということで、「森のバター」とも呼ばれています。アボカドに含まれている脂質の大半は「不飽和脂肪酸」という、皮下脂肪になりにくく血液をサラサラにしてくれる効果が期待できるものと言われています。 また、アボカドは非常に栄養価の高い果物です。がんや動脈硬化の予防、老化抑 制などに効
ホルモンを調整し、冷えから体を守るまわりが窪んで 「冬至に食べると病気にならない」と古くからいわれてきたように、とても栄養価の高い野菜です。 カロテン、カリウム、ビタミンC、B1、B2、E、カルシウム鉄などが含まれ、なかでも豊富なのが肌や粘膜、目を丈夫にし、免疫力を高めるカロテン。 ビタミンEはホルモン調整機能があり、更年期障害の症状を改善するほか、血行を促進し体を温めるので、冷え性緩和に効果があります。 【食材DATA】 旬:5〜9月 選び方:ヘタは枯れて乾き、まわりが
消化のよいスタミナ食 胃などの粘膜を保護し、たんぱく質の消化吸収を助けるぬめり成分のムチン、ビタミンB群、C、カリウムなどのミネラル、食物繊維などをバランスよく含んでいる健康食材です。 主成分のでんぷんは、加熱が必要ですが、でんぷん分解酵素のジアスターゼが豊富に含まれており消化を助けるため、生でも食べられます。 【食材DATA】 旬:10〜3月 選び方:切り口が変色しておらず、白くみずみずしいものが新鮮。 主な栄養素:カリウム、食物繊維、でんぷん、ビタミンB群、C、ムチン
豊富な食物繊維が女性には嬉しい ほっこりと甘いさつまいもの主成分はでんぷんで、加熱すると一部が糖質にかわり甘みが増します。しかしカロリーは米や小麦の三分の一程度と低く、ビタミンCや食物繊維がたっぷり含まれているので、体の外も内もきれいにしてくれる、女性にうれしい野菜です。 主食代わりになるうえに、ビタミンC、B1、B6などを豊富に含んでいることが特徴です。 【食材DATA】 旬:9〜11月 選び方:皮の色が鮮やかで、ハリがあり、中央がふっくらとしているもの。 傷や
熱に強いビタミンCが豊富 ピーマンは栄養価が抜群で、ビタミンCの含有量はトマトの約4倍。カロテン、ビタミンE、カリウムなども多く含まれています。 ピーマンの匂いの成分であるピラジン。血をサラサラにして、血栓や血液凝固を防ぐため、脳梗塞や心筋梗塞の予防にも効果があると言われています。 独特の苦味や匂いが苦手な人は加熱することで軽減できます。 【食材DATA】 旬:6〜9月 選び方:切り口が新鮮で変色していないものが良い。 フカフカせず、つややかで締まっているもの。
血糖値調整効果や発がん抑制作用などが期待される。 杏は糖質消化酵素のグルコシアターゼの働きを強く阻害し、糖質が消化吸収されるのを抑制しますので糖尿病患者の血糖値調整に効果があると期待されています。 また、ベータカロテンが群を抜いて多く含まれています。中でも発ガンを抑制する作用の強いβ‐クリプトキサンチンも含んでいます。 さらに、クエン酸、リンゴ酸といった有機酸を多く含み、胃腸の働きを良くし、殺菌作用などの効果があります。また、乳酸を減らして、疲れを取り除き、肩こり、腰痛