青い空は青いままで子供らに伝えたい
「青い空は」
【作詞】小森 香子
【作曲】大西 進
こんばんは。終戦記念日の夜、瑞野蒼人です。
本日はいきなり「青い空は」という曲の歌詞から書き出しました。みなさんはこの曲、どう思いますか?というか、聴いたことある方いらっしゃいますか?あるという方はぜひコメントください。
私は、平和や戦争などの話題になると、まず真っ先にこの歌が浮かびます。私の母校である地元の小学校では、毎年夏の登校日に平和集会があって、そこでこの歌を必ず歌ってました。6年間毎年歌ってたものですから、脳裏に今もしっかりしみついてます。そして、夏の盛りになると反射的に頭の中で流れてきます。
なんというか、幼心には衝撃的な歌詞ですよね。
「燃える8月の朝 陰まで燃え尽きた」
っていう端的だけど核心を突いた歌詞が凄く忘れられなくて。
だから、中学2年生になって修学旅行で広島に行って、そこの平和資料館で「柱に焼き付いた人影」の石を観たとき、あの歌詞はこのことを歌っていたのか、と衝撃を受けた経験があります。懐かしいなぁ。
でね。この記事を書くために「青い空は」を調べたら、Googleの検索サジェストでとある教育団体名が出てきまして。深堀りしてみたら政治がどうのこうの教育があーだこーだみたいなブログがたくさん見つかりました。うーん・・・。深堀りしなきゃよかったかな。だって正直ですよ、歌に政治の話噛ませなくてもいいでしょ?みたいなこと思っちゃってげんなりしました。歌に罪はないのに。
まあ、とはいえね。政治的見解は人それぞれあるだろうし。真っ向から否定をする気はさらさらないです。というよりも、今日一番大切なのは、大戦で亡くなった世界中の人への想いを捧げることであり、これまでもこれからも決して戦争を忘れないという決意なのでしょうから。
今年は終戦「76年」です。ちょっと前に終戦70年の節目で集団的自衛権行使がどうのこうのって日本中が大騒ぎしてたのに、もう6年も経ったんですね。どおりでみんな歳をとるわけだぁ。
この記録が、あと何年途絶えることなく数えることができるか。少なくとも、私が、そして私の子供たちが死ぬまではどうか途絶えてほしくない。できれば、永久にこのカウントが続いてほしいなぁとも、考えてしまいます。
願わくば、コロナとの戦争も早く終わってほしいものですがね。
おしまい。
[追記]
ウクライナ情勢が心配な今だからこそ
届いてほしい、聴いてほしい
そんな一曲だなと思っています。
どうか、僕らが死んでからもいつまでも
日本の平和と安寧が続きますように。
2022年3月・瑞野蒼人