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『7つの習慣』を読んで

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『7つの習慣』を読んで、気になった文章を自分の人生と照らし合わせてみました。
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2023年4月の記事一覧

『7つの習慣』を読んで―12

『7つの習慣』を読んで―12

○「どんな人間関係でも、まずは自分の内面に土台を築かなければならない」

他者から信頼される存在になるためには、まずは自らが自分を信頼できなければならない。自分への信頼は自信から生まれてくるものであり、自分への自信は自分が正しい道を進んでいると思うことで芽生える。

「自分の内面」として土台を築かないと、それが正しい道であるかの判断に迷ってしまう。そこで提案されているのが、『ミッション・ステートメ

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『7つの習慣』を読んで―11

『7つの習慣』を読んで―11

○「主体的なアプローチは、間違いをすぐに正し、そこから教訓を学ぶ。だから失敗が成功につながる」「過ちを認めず、行動を正さず、そこから何も学ぼうとしなければ、失敗はまったく異なる様相を帯びてくる。過ちをごまかし、正当化し、もっともらしい言い訳をして自分にも他者にも嘘をつくことになる。一度目の過ちを取り繕うという二度目の過ちは、さらに、一度目の失敗を増幅させ、必要以上に重大なものになり、自分自身にさら

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『7つの習慣』を読んで―10

『7つの習慣』を読んで―10

○「究極的に、我々が人生の意味を問うのではなくて、我々自身が人生に問われているのだと理解すべきである。一言で言えば、すべての人は人生に問われている。自分の人生に答えることで答えを見出し、人生の責任を果たすことしかできない」

人は人生の意味とは何かを考えるときが必ずある。しかし、著者は「すべての人は人生に問われている」と逆説している。

著者は社会に対しての責任、社会への奉仕を含めて人生に問われて

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『7つの習慣』を読んで―9

『7つの習慣』を読んで―9

○「依存状態への反発として、人々は『足かせを捨てる、解放される』『自分を主張する』『自分らしく生きる』ことを求めるわけだが、この反発は実は、もっと根深く、逃れることのできない依存状態の現れでもある。他者の弱さに気持ちを振り回され、あるいは他者や物事が自分の思いどおりにならないからといって被害者意識を持つなど、内的な依存心ではなく、外的な要因に依存しているからだ」

「自分らしく生きたい」というと「

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『7つの習慣』を読んで―8

『7つの習慣』を読んで―8

○「もし行動が感情に支配されているとしたら、それは自分の責任を放棄し、行動を支配する力を感情に与えてしまったからである」

感情的になりそうになったら、この言葉を思い出すべき。主体性とは自分の人生の責任を引き受けることである。

○「デリゲーションできる能力の有無が、マネージャーとして働くか、もしくはスタッフとして働くかを区別する決定的な違いなのである」

デリゲーションとは「権限委譲」のこと。

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