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#ソウルミュージック
Lou Rawls - Live! (1967)
ルーの初のライブアルバムです。自身のヒット曲はもちろんヒットしたてのスタンダードも披露しています。この時はグラミー受賞やシナトラを押さえて人気男性ボーカリスト一位など単なるジャズやブルースシンガーに留まらない評価がなされた頃です。スタンダードはそれ故の選曲だと思いますがルーの歌唱力と手堅いバッキングはどんな曲であっても粋なスウィングと泥臭いブルースを感じます。
メンバー
ルーロウルズ:ボーカル
Billy Preston - KIDs & Me (1974)
5人目のビートルズとも呼ばれるビリープレストン。しかし彼の功績は単にビートルズのセッションに参加したりストーンズのツアーに参加したキーボード奏者という添え物的なものにとどまりません。彼がソウルのキーボードの革新に及ぼした影響は大きく特に69年から71年の彼のキーボードのチョイスや楽曲への持ち込み方は後に革新をもたらしたスティービーワンダーがわずかばかりに興味を示し、ジョージデュークがジョーザヴィヌ
もっとみるDaryl Hall & John Oates - S,T (1975)
ポップ、ロックミュージシャンとして80年代に人気があったホール&オーツ。彼らはフィラデルフィアの出身でホールは18歳でフィラデルフィアのスタジオミュージシャンとしてケニーギャンブルと仕事をしたこともある人物。その後フォークよりのアルバムも出していますがその時代は聴いたことがないのでわからないですが単なるぽっと出のポップシンガーではないことが分かる経歴です。本作はRCAに移籍後初のアルバムでソウルと
もっとみるLou Rawls - Live(1978)
ルーロウルズはシカゴの教会を始めにブルースや様々なスタイルのジャズ、R&Bに触れ歌手になると慣れ親しんだそれらだけでなくスタンダードやソウルをも歌うようになりました。このようなジャンルにとらわれない活動は複数のジャンルに当てはまるようで当てはまらないために実力の割に評価は低いですがそんな彼の音楽的ルーツを振り返ったのが本作です。LP二枚にPIRからのヒット曲にジャズやスタンダード、過去のヒット曲を
もっとみる奥深き?見本盤の世界Lou Rawls - That's Lou(1967)
今回は面白い企画を見つけたのでそちらに合わせて少しいつもと違ったスタイルで紹介していきます。いつもはあまり盤による違い等は気にせず聞いていますがこれだけは別なので少しその話をします。下の写真にもあるように盤の色はクリアレッド、真ん中のラベルはなんと手書きなうえに「物品税法第10項による見本」という注意書きが。見本盤やクリアレッド盤に関してはたまに見かけますがラベルが手書きやこの注意書きは初めて見ま
もっとみるTower Of Power - In The Slot (1975)
先日デイヴィッドガリバリディが脱退したかと思ったら来日が決定したタワーオブパワー。そんなガリバリディの一度目の復帰と2回目の脱退の間に録音されたのが本作。ボーカルもレニーウィリアムスからヒューバードタブズに交代。オーソドックスながらも高い歌唱法のヒューバードはハイトーンが特徴なレニーとは全く違うスタイルですが演奏にはピッタリとハマっていますただ彼も次作で脱退しTOPはワーナーからCBSに移籍。長い
もっとみるG.C Cameron - S,T (1976)
元スピナーズのリードボーカルのG.C.キャメロン。彼がスピナーズにいたのは短期間でしたが2nd Time Aroundの評価の高さゆえ存在感は大きい物があります。彼の脱退理由はジャクソン5のジャーメインと同じくモータウン社長の家族と結婚し親族になっていたためでした。そんな彼の2ndアルバムの本作では複数のプロデューサーとアレンジャーを起用しクレジットはないもののデイヴィッドTウォーカー初め腕利きセ
もっとみるSam Cooke - Live At Harlem Square Club(1963)
正直サムクックあんま好きじゃありませんでした。ソウルの発祥っていうからベスト盤を聴いてみたけどサザンソウルほどダイナミックでもなければモータウンほどリズムが跳ねてる訳ではなく甘いストリングスと静かなビートで確かに歌は上手いけど…って感じでした。代表曲とされるChange Is Gonna Comeがそんなサウンドだったのが勘違いを加速させました。こんなことを書くと怒られそうですが Change~
もっとみるNina Simon - It Is Finished(1974)
怖いイメージのあるニーナシモンですがこのアルバムはグルーヴィで楽器の音やバラエティに富んだサウンドが面白くそこまでトゲが気にならず比較的聴きやすいです。ただこの後、音楽業界やら社会が嫌になったらしく長らく在籍していたRCAを離れ半引退状態に入ったようです。
メンバー
ニーナシモン:ピアノ、ボーカル
アルシャックマン:シタール、ギター、ベース
ナディカマル:ママーライクンビ、タルヴィハ、マダガスカ
Lotta Mubulu - There’s Music In The Air(1976)
南アフリカ出身のシンガーのレッタムブール(ンブール)。クインシージョーンズが音楽を手がけたテレビドラマの「ルーツ」でリードボーカルを務めたり、キャノンボールアダレイに認められアダレイ兄弟やクルセイダーズをバックにファンキーなアルバムを作ってきた彼女がA&Mレコードからリリースした1作目に当たるのが本作。社長でありミュージシャンでもあるハープアルパートとレッタの夫であるカイファスセメニヤの2人がプロ
もっとみるLabelle - Phoenix (1975)
ニューオリンズで録音したレディママレードがヒットしたラベル。本作もまたアラントゥーサンのプロデュース、ミーターズがバックという編成なもののゲストミュージシャンも多く参加しており特に興味深いのが奇才ジェイムズブッカー。レイチャールズとショパンが一緒になったようといわれるスタイル、明らかにただ者でなさそうなルックス、天才系のミュージシャンにありがちな破滅的な人生とクセの強さが3つ揃ったミュージシャンで
もっとみるAllen Toussaint - Southern night (1975)
今日はアラントゥーサンのソロアルバムサザンナイトを紹介します。この頃のアランはザバンド、ヴァンダイクパークス、ドクタージョン、ポールマッカートニー、ラベルのレコーディングに関わりボニーレイット、ボズスキャッグス、グレンキャンベル等が彼の曲をカバーしてそれをきっかけにニューオリンズ音楽がブームになるなど人種や国籍、ジャンルを超えて注目されてノリにのっていた頃のアルバムで調子の良い頃に作られただけあっ
もっとみるIsaac Hayes Live (1973)
ブラックモーゼ。ゴッドファーザーオブソウルやキングオブポップより凄みのあるニックネームですがアイザックヘイズはその風貌やサウンドも名前負けしていません。そんな彼の初めてのフルライブアルバムがこちらです。曲は代表曲はもちろん他人のヒット曲やルーツを感じさせるポップやブルースもありスタジオ盤からは見えない一面が見えます。
ちなみにジャケットはアイザックヘイズの部分に扉の印刷がされた紙が貼ってあるタ
Wilson Pickett- Join Me & Let’s Be Free(1975)
評価どころか紹介されることすらない70年代のウィルソンピケット。本作ではアレンジとプロデュースをYusuf Rahman(ユセフラーマン?)が担当。あまり有名ではなくクレジットも多くないですがワッツ103rdストリートバンドやレスマッキャン、シリータライトなどのミュージシャンと共演経験があるようです。75年当時では古いサウンドに聴こえそうですが60年代も70年代も昔になり、様々なマイナーなレコード
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