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2024年5月の記事一覧
Lou Rawls - Live(1978)
ルーロウルズはシカゴの教会を始めにブルースや様々なスタイルのジャズ、R&Bに触れ歌手になると慣れ親しんだそれらだけでなくスタンダードやソウルをも歌うようになりました。このようなジャンルにとらわれない活動は複数のジャンルに当てはまるようで当てはまらないために実力の割に評価は低いですがそんな彼の音楽的ルーツを振り返ったのが本作です。LP二枚にPIRからのヒット曲にジャズやスタンダード、過去のヒット曲を
もっとみるJohn Scofield - S.T(1977)
6月にジョンスコフィールドが来日します。僕は会場まで遠いので行けそうにないですが行く方や興味が出た方のために予習として日本で製作されたファーストアルバムを紹介します。当時ジョンは日野皓正さんのバンドに所属しており二曲は当時の日野皓正バンド全員が、残りはリーダー抜きのトリオでの演奏になります。当時はまだ25歳の無名の新人でしたが既にそのスタイルはほぼ完成されています。
メンバー
ジョンスコフィール
Toots &The Maytals - Funky Kingston (1973)
ジャマイカを代表する音楽であるレゲエ。この言葉は今日紹介するトゥーツアンドメイタルズのドゥザレゲエという曲が初だそうです。そんな彼らの代表作となる本作ですがオリジナルが出たのは1973年です。しかしこの時点でジャケが2種類あり、その後1976年にタイトルはそのままで一部を74年のアルバムの曲に差し替えたものもあります。なので買う時は買う予定のものに記載された曲目とDiscogsを見比べてから買うこ
もっとみるJohn Coltrane And Johnny Hartman - S,T(1963)
本作はバラードやデュークエリントンとの共演盤に次ぐ3枚目の企画盤で歌手のジョニーハートマンの伴奏を当時の黄金カルテットが務めるというなんとも豪華な一枚です。ジョニーハートマンはクルーナースタイルの歌手で力強くも甘いバリトンボイスは聴いていて自分もこんないい声で歌ってみたいと思わずにはいられません。一方のコルトレーンはモード手法を取り入れ過激な演奏をしていたのと同一人物とは思えないソフトでストレート
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