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1回諸江屋の落雁食べてみ。世界変わるから。
#推したい会社というお題があったので記事を書いてみることにした。
私の推したい会社は「落雁諸江屋」である。
金沢の老舗の和菓子屋さんである。NHKの『美の壺』でも紹介されていた。
皆さんは落雁というお菓子を知っていますか。
落雁(らくがん)は、米や豆、蕎麦、栗などから作った澱粉質の粉に水飴や砂糖を混ぜて着色し、型に押して固めて乾燥させた“打ちもの”と呼ばれる干菓子である。
落雁好きですか。
たまに落雁が嫌いだという人に出会う。
私は落雁が大好きだ。
なぜなら諸江屋の落雁を食べて育ったから。
元日に曾祖父の家に親戚が集まりお茶会をするのが昔は定番だった。
曾祖父が亡くなり、曾祖母が亡くなってからは集まることもなくなってしまったのが少し寂しい。
そのお茶会でお干菓子として出てきたうちの1つが諸江屋の落雁。
ここでお干菓子とは落雁やお煎餅などを言い、生菓子に比べ日持ちする。
最近はやりの琥珀糖なども干菓子である。
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ここで豆知識だがお茶会では
上生菓子→お濃茶(濃い緑のどろっとしたお茶)→干菓子→薄茶(みんなが一般的に思い浮かべる抹茶)
の順にいただく。
さて少し脱線したが
諸江屋の落雁はとんでもなく美味しいのである。
落雁がまずいと思っている人はまずい落雁を食べたのであって、落雁は美味しい。
嘘だと思うなら諸江屋の落雁を食べてみよ。
私の推し商品はこちらの「花うさぎ」である。
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食べたのか分からないくらい一瞬で口からなくなる。
食べてる瞬間口のなかがディズニーランドである。
そうまさに夢の国にいる気分になれるのだ。
15粒入り500円。干菓子は1粒300円とかする商品もある世界。
あんなに美味しいのに高くないのである。だから茶道のお稽古にも使える。
さて、どうして私が推すのが諸江屋なのか。
金沢には美味しい和菓子屋さんがたくさんある。
「茶道ガチ勢が教える本当に美味しい金沢の和菓子屋さん」という記事が書けそうなほど美味しい和菓子屋さん、おすすめの和菓子がたくさんある。
干菓子より派手な上生菓子をつくるお店ではないのか。
それは私が過去に諸江屋の次期社長さんと話したことがあるからである。
その時に言っていた
うちもいちご大福作りたいですよ
でもね、それをやったらうちはもう諸江屋じゃなくなってしまう
くぅーカッコイイ。
いちご大福は人気だし高くても売れるし利益も出しやすい。
若い人からも人気。
いろんな和菓子屋さんが作っている。
それでも干菓子を作る和菓子屋であり続けようとする姿勢と覚悟がかっこいい。
でももちろん諸江屋の魅力はそれだけじゃない。
彼らは伝統に甘えず、新しい商品開発にも取り組んでいる。
びっくりな商品がココア味の落雁である。
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ココアだけでなく能登和紅茶・珈琲・檸檬・ソーダ・マスカット味もあるらしい。
生らくがんをチョコレートと組み合わせたりいろいろと面白い商品を作っている。
ネットからでも注文できるのでぜひ一度諸江屋のお菓子を食べてみて欲しい。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
ヘッダー画像はホームページより
#推したい会社
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