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広島の中心部の書店

もはや路面店が古書店のアカデミイ以外、全滅してしまった広島市中心部ですが、かつては多くの書店がありました。
参考書に強く文庫本と画集、洋書を多く扱っていた積善館。2003年4月に閉店し今ではドコモショップになり、教科書販売の事務所が元の店舗の四階に残っています。
金正堂は本を梱包しないので立ち読みし放題の店舗。赤本や学術系の新書の取り扱いは広島市一でした。2011年1月31日閉店。今では三井のリハウスの営業所となりました。法人としては残っているようです。
廣文館は広島市本通に二店舗ありましたが、片方の店舗は薬局に代わり、建替えられ金座街本店はサブカルやコミックも豊富になった新店舗のほうは、2018年に経営破綻してトーハンが経営参加して以降も営業を続けましたが、2020年5月10日に閉店し、今ではダイソーになってしまいました。
廣文館は広島駅にも出店していて今でも場所を転々としながら駅ビル内に残っています。
フタバ図書は八丁堀と紙屋町に店舗を持っていましたが、八丁堀の店舗は随時売り場面積を減らしていったうえで最終的に薬局と八百屋になってしまいました。紙屋町の店舗は「そごうBOOK館」としてオープンしたものでテナントとしての出店でしたが「そごう」破綻で直接の営業店舗になったうえで「そごうスポーツ館」の跡地に移転。そこでフタバ図書そのものが経営破綻してしまい閉店となりました。
路面店として丸善が永らく本通に店舗構えていましたがこれも閉店してしまいました。
中央書店も堀川町にまんが専門店を含め2店舗あったのを転々としながら複数の店舗経営していましたが、最終的にサンモール4Fからアニメイトビル4Fの移転した後に実店舗閉店してしまいました。
中国書籍は地図の専門店。ここも閉店取り壊しとなりました。
南海書店は古書店でしたがここはランジェリーショップになりました。
文魯書店は雑誌専門の古書店でしたが、今ではアカデミイがここも経営しています。
成人紙専門店のサンブックも堀川町の中央書店跡と金座街えびす神社前に出店して永らく営業していましたが、ネット時代になり閉店となりました。
広島県外資本では、とらのあなが紙屋町の4F建てビルに出店しましたが広島撤退。明輝堂が100m道路沿いから基町と転々とした後に撤退しました。
広島バスセンター街6階の紀伊國屋書店はもう半世紀も広島で営業しています。
百貨店に入店する形でなら他に天満屋や福屋百貨店にも書店はありましたが今では福屋は書籍販売から撤退、天満屋は天満屋自体が広島から撤退してしまいました。空き家になたt天満屋ビルにはヤマダ電機がテナント出店し、丸善がテナントとして入りました。
広島駅周辺には路面店の本屋が2軒ありました。また廣島百貨店1Fにも本屋がありそこは同人誌も取り扱っていました。広島駅ビル四階にもテナントとして本屋が西端と改札口近くの二カ所にありました。それは廣文館が東側エリアに出店するまでありました。新幹線ビル一階にも廣文館が出店しており、王欣太の原画展とかやってました。以後新幹線口改装や広島駅ビル改装に合せて廣文館は出店場所を広島駅構内で転々として現在に至っています。
広島駅横にあった「イズミ」跡地の地上6階地下1階のビルにフタバ図書が出店して永らく営業していましたが、フタバ図書の経営破綻で閉鎖されビルも取り壊しになりました。
今駅前の路面店はエディオン蔦屋家電があります。ただ品揃えはイマイチかな。
そうそう広島市中心部に新刊販売する路面店が一軒だけ残っていました。アニメイト広島店。ソフマップがかつてあり、デオデオネバーランドがあったビルに入居しています。
過去の書籍販売の路面店は以下も参照。
アニメ誌中心だけど、アニメージュスタジオNo1とか、パソコン誌だけだけどアーバン電子とか、模型誌だけだけどニイタニとかありました。









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