見出し画像

悪い習慣がやめられない原因…大きな思考の落とし穴に気づいてますか!?

おはようございます。
習慣応援家のshogoです。

誰でも、やめられるならやめたい習慣って持っているはず!

たとえば、代表的な例でいえば、「暴飲暴食」がそうでしょう。

※今回は「暴飲暴食」をひとつの例としてお話ししますが、「暴飲暴食」を自分の”やめたい悪い習慣”に当てはめてもらうと分かりやすいです。

「暴飲暴食」は、健康に悪い習慣です。

肥満、高血圧、生活習慣病といった致命的な疾患の大きな原因になりうる習慣です。

それでも、人はやめられない…

どうして、悪いと分かっていても、悪い習慣をやめられないのか?

一緒に考えていきましょう。



「ストレス」が原因なのは分かっているのに…

画像3

どうして「暴飲暴食」してしまうのか?

原因として、もっとも考えられるのは「ストレス」です。

イライラしたり、思い通りにいかない、また悲しい気持ちになったり、気分が落ち込んでいるときに、人は「ストレス」を感じます。

そういったストレスを解消するために、「暴飲暴食」をするという流れが出来上がっています。

ここで気づいてほしいのが、矛盾が生じていることです。

「えっ!?矛盾なんてある??」
「ストレスを感じたから暴飲暴食するんでしょ!?」

そういうふうに考えた人は”要注意”です。

じつはストレスを感じたからといって、暴飲暴食をする必要がなく、ほかにもストレス解消法は、たくさんあります。

それこそ健康的にストレス解消したいのであれば、運動して汗をかく、リラックス効果の高い本を読むなどなど、探せばいくらでも出てきます。



注意すべきは「ストレス解消のために必須」と考える思考

「暴飲暴食」はダメな行動と分かっていても続けてしまうのは、そもそもストレスを感じたら、「暴飲暴食」をしないといけないと考えてしまっていることにあります。

図式はこんな感じ☟

ストレスを感じる ⇒「暴飲暴食」はストレス解消のために必須

これでは、ストレスを感じるたびに「あ~暴飲暴食しないとなぁ」と考えるハメに…

そして、最悪なのが暴飲暴食したあとで後悔をすること。

「また、暴飲暴食してしまった(涙)」

後悔と同時に、ストレスを感じてしまい、また無意識のうちに「ストレスを感じたら暴飲暴食する」という一連の流れが繰り返されます。



ストレスのない世界なんて「安室奈美恵のいない世界」と同じ

反対からの考え方も、理由付けを作るために使われます。

ストレスがあるから「暴飲暴食」をする

では、ストレスがなくなるまで「暴飲暴食」を止めることができないのか…

それは、とても現実的ではありません。

なぜなら、ストレスはかならず感じるものだし、なくならないから。

このストレス社会で「いままでストレスを感じたことはありません」という人は、ゼッタイに存在しないでしょう。

いるなら、教えてください。

教えてくれた人にわたしが100万円、お渡しします(笑)

それほどにもストレスとは身の回りにあるし、消えてなくなることはないでしょう。



頭が混乱してきたので小休憩してみた…

ちょっとややこしい感じになったので、ここらでまとめてみると…

悪い習慣を「ストレス解消のために必須」と考えてしまうこと。
ストレスがあるから悪い習慣がやめられないと考えてしまうこと。

この二つの因果関係を断ち切らないと、悪い習慣をやめようといくら考えても先に進まないのが現状です。

なぜならストレスは無くならないし、ストレスを感じるたびに悪い習慣を思い出すことになる。

一度、悪い習慣を思い出すと強烈な欲求に引っ張られてしまい、その行動をしないと落ち着かなくなってしまう。

そうなると、ますます「悪い習慣でストレス解消しないとダメだ」と考えるようになり、負のループに陥ってしまいます。



~ポイントをおさらい~

画像1

「けっきょく、どうやったら悪い習慣をやめることができるんだい!!」と、駆け足気味なそこのあなた!!

ちょっと落ち着いて、水でも一杯のんでください。

いまから、結論を述べると…

悪い習慣をやめたいのであれば、2つのポイントを理解してほしいです。

①ストレス解消のために、悪い習慣は必須と考えないこと
②ストレス解消法は悪い習慣以外にも、たくさん存在すること

ストレスを感じたから悪い習慣を連想するという流れを、断ち切ることが大切です。

悪い習慣のほとんどは、短絡的に快楽を得られるので、どうしても意識してしまうと脳が快楽を思い出してしまいます。

そうなると、脳は「あ~なんで我慢してるんだろう」と勘違いを起こしてしまい、その我慢する行動がストレスを呼び起こします。

何度もいいますが、大事なのはストレス解消法は悪い習慣だけではないということです。

ポイントは、”悪い習慣を呼び起こすキッカケを作らない”

そもそも「暴飲暴食」すら意識しなくなったら、我慢というストレスを感じることもないし、悪い習慣を続けることもできないでしょう。



具体的な処方とは?

悪い習慣を呼び起こすキッカケを作らないために、報酬の変換がおススメです。

ようは悪い習慣のときは、下の図式が出来上がってたので問題だった。

ストレスを感じる=暴飲暴食

「暴飲暴食」という報酬を、変えちゃうんです。

ストレスを感じる=運動する

こうすれば悪い習慣を意識しないし、我慢する必要もないからストレスも感じません。

まさに、一石二鳥の思考法です。


悪いのは誰?習慣、それともあなた!?

画像2

悪い習慣をやめたい…
やめたい…
でも、やめられない…

意識すればするほど、虜になってしまう。

小学生の男子が、好きな女子に”いたずら”する心理と似ています。

悪い習慣をやめたいのであれば、「意識の外」に追い出す工夫が必要です。

自分の意識を悪い習慣が支配しているので、追い出してあげる。

そして、できた空白に新しい習慣をねじ込んでしまうこと。

そうすれば、悪い習慣が入る余地がないので、必然的に悪い習慣をやめれます。

「報酬の変換」、おススメです!

ぜひ、試してみて下さい。

では、また
失礼します。

いいなと思ったら応援しよう!

習慣応援家 shogo
サポートしていただければ、あなたの習慣活動を全力で応援します!!