相手から”信頼される人”と”信頼されない人”に分けられる3つ違い
「あの人を本当に信じていいのだろうか」
「この人の言葉に嘘偽りはないのか」
「言ったことにたいして
従って大丈夫だろうか…」
どうにも相手の発言にたいして
警戒心を解けないのは、なぜでしょうか。
そこには「信頼」という
ひとつのベースが関係します。
じつは、わたしたちに人間は
相手と信頼関係を築けなければ
しぜんと”相手の言葉”に疑問を持ちます。
人は無意識に
「怪しい…」「裏切るかも…」
と思う人には身構えるもの。
なぜなら、
「信用したものの…
結果的に裏切られて大きな損をかぶる」
なんて最悪なケースは避けたいから。
自分自身はもちろん
自分に関わる人、周囲の人まで
危険な状態に合わせたくないから。
少しでも疑念を感じる人にたいして、
必要以上に不信感を抱くぐらいが丁度良い
と考えるのがわたしたち人間です。
だからこそ、
「信用に欠ける人
=発言をカンタンに聞き入れない」
という方程式ができあがります。
反対に
相手を信頼できれば、自分の代わりに
”大切なこと”を任せられます。
仕事や育児、スポーツ、趣味など…
「これ、お願い!」と頼めれば、
「あなた自身の時間」が
増えることにつながります。
任せられた人も使命感をおびて、
よりあなたを信頼するでしょう。
信頼できて、信頼されて、
さらに信頼し合える関係が強まる。
こうなれば、こちらが何も発しなくても
「相手からやってくれる」
という最高の状態を作り出せます。
以上のことから「信頼関係」は、
良好な人間関係を築くうえで
一つの指標になることは間違いありません。
「信頼されない人」よりも
「信頼される人になりたい」と考えるのは、
人間関係の構築における大前提なのです。
今回のテーマは
”信頼される人”と”信頼されない人”に
分けられる3つ違いです。
冒頭でお話したとおり、よほど
第一印象で「嫌いだ」とならないかぎり
相手から信頼されたいと人は考えます。
では、具体的に
「信頼される人」と
「信頼されない人」の違いとは
どういった点でしょうか。
ここでは、
「3つ」に分けてご紹介します。
最後まで読み進めていただければ、
「人から信頼される人って、
こういう点が違うんだ」と
ヒントを得られるはずです。
ぜひとも一緒に教養を深めていただき
実りある人生の気づきに
していただけたら幸いです。
では、いきましょう(^^♪
✔信頼される人、
信頼されない人の
”3つの違い”
「信頼される人」と
「信頼されない人」との違いは
何なのでしょうか。
大きく3つに分類されます。
①相手の話を聞ける人
②素直な人
③言動の一致する人
以上の3つです。
ひとつずつ解説します。
①相手の話を聞ける人
信頼される人の特徴として、
まっさきに挙げるのは
「相手の話を聞ける人」です。
「あっ!はい、はい!!できてます」
と答える人へ誤解のないよう
言わせていただくと…
「相手の話を聞ける人」とは、
先入観や思い込みを取っ払い、
フラットな気持ちで
最後まで相手の話を中断することなく
耳を傾けて話に集中する人を指します。
どうでしょうか。
上記の条件をクリアしていると
鼻高々に答えられますか。
「信頼される人」は、
相手の話をつぶさに逃さず聞きます。
話の途中でも、うなづいたり
「そうだよね」と共感したり…
また、聞く姿勢においても
相手の目を見たり、正対し
聞いてる姿勢を崩しません。
相手から最後まで話し終えてから、
はじめて自分の意見を主張します。
反対に…
「信頼されない人」は、
”相手の話を聞きません”。
何かしら会話が始まると、
我さきにと自分の話を始めます。
かりに
話の主導権が相手に合ったとしても、
内容に割り込み自分の考えを語ります。
また、
一見すると話を聞いているようで、
頭の内では「明日なにしようかな?」と
別のことを考えている場合も同様です。
話しかけた人からすれば、
「あっ!この人、
いまわたしの話を聞いていない」
とすぐに気づきます。
同時に
「わたしの話に
興味ない人は信頼できない」
と考えにいたるのは当然ですよね(;^_^A
「信頼していい」と感じる
最も大きな要因はコミュニケーションです。
日頃の何気ない会話や笑い話、重要な話など…
「この人なら話せば聞いてくれる」は、
まさに相手から信頼を獲得するための
大部分を占めていると言っても
過言ではありません。
②素直な人
ここからは、
①相手の話を聞ける人につながる
考え方だと思っていただいて結構です。
正直者であったり、
素直な姿勢を持つ人は
相手から信頼されます。
なぜなら、
周囲の意見に反対することなく
「なるほど…」と素直に受け止める姿勢。
もしも、かりに間違ったり失敗したときに
「すいません、わたしの責任です」
と正直に話す姿勢。
上記の姿勢を見せれば、相手からすると
「この人は嘘偽りなく接してくれる人だ」
と認識します。
結果、
「わたしに嘘をつかない」
=「信頼できる」と考えます。
「信頼されない人」は、
”失敗や間違いの非を認めません”。
「あいつのせいだ」
「おれのせいじゃない」
「なにも間違っていない」
そういった発言をする人にたいして
あなたは冷たい目で見るはずです。
また、当然ながら
素直に相手の話を聞けるわけもなく、
ましてや事実にない嘘八百な話をしたり
責任逃れのような話を得意とします。
こういった人は、
自然と周囲からも信頼を失い
「嫌われ者」とレッテルを貼られるのは
目に見えていますよね。
③言動の一致する人
「信頼される人」は、
自分の発言に責任を持ちます。
「これをやる!」と周囲に伝えれば
実行に移す行動力を持っています。
言動の一致は、相手からすれば
「この人は約束を守る人」と
捉えてくれます。
そして同時に、
「わたしの言ったことにたいしても
約束を守ってくれる人」
と考えてくれます。
「約束を守る」
=「信頼できる」と考えられます。
「信頼されない人」は、
自分の発言にたいして責任を持ちません。
言ったそばから、発言内容を忘れたり…
良いことを言いながらも
裏では全然違う行動を取ったり…
こうした人は、相手からすれば
「すぐに約束をやぶる人」
と思われるでしょう。
また、
「発言に責任を持たない
=言葉に重みがない」となってしまい、
何を発言しようとも
「あの人のいうことは信用できない」
となるのは容易に想像できますね💦
* * * * *
今回は、「信頼される人」と
「信頼されない人」の違いを
3つに分けて解説しました。
ここで紹介した内容を実践して、明日から
「さぁ、だれからも信頼されるぞ」とは
なりません😅
どんなに見た目がよくても…
言葉遣いが丁寧でも…
人当たりの良い印象を受けても…
第一印象で「良い人かも…」とは思っても、
「この人なら何でも話して大丈夫」
とはならないのと同じです。
好きな人との初デートでも、
なんでも自分の事をさらけ出して話は
しないはずです。
少しずつ相手のことを知り、
「信頼してもいいかも…」と思えたときに
はじめて自分の真実を語るでしょう。
では、どの瞬間に
「普通の人」から「信頼できる人」へ
変化するのでしょうか。
じつは、
明確な定義はありません。
なぜなら、
信頼という「価値観」は
”人によって違う”からです。
「えぇーーっ!?
なにも答えはないの?」
と言いたくなりますが…
ひとつだけ、ハッキリと
「これだけは間違いない!」
という点は伝えられます。
それは
「信頼は積み重ね」です。
相手から信頼される行動や言動、
ふるまいをコツコツと積み上げれば
おのずと信頼できる人へ近づけます。
ここで紹介させていただいた
3つの行動も同様です。
そして、
ある一定のボーダーラインを超えたとき、
相手から「信頼できる人」と
お墨付きをもらえます。
それまでは、とにかく「信頼」を
地道にちょっとずつ、少しずつでいいので
積み重ねてください。
そういった行動や思考は、
見る人が見れば かならず気づきます。
かりに信頼されない行動を取れば、
いともカンタンにいままでの「信用」は
ガタっと音をならして崩れ落ちるでしょう。
けして、サクッと「信頼獲得!」とは
いかないのがツラいですが…(;^_^A
一度でも
相手から大きな信頼を獲得できれば、
そこからはどんなに相手へキツイ態度や
厳しい言葉を投げかけても、
「この人が言うことなら」と
真剣に受け止めてくれますよ。
もちろん、
あなたも”相手を信頼する”のは
前提条件です。
信頼し合える関係性は、
人生を生きやすくします。
何事にも疑い深く生きていては、
心休まずストレスに悩まされるばかり。
いつまでも天涯孤独で
ひとりぼっちの人生が待っています。
そんな人生を望んではいないですよね。
ぜひとも、相手から
「信頼される人」へと成長し、
豊かな人生を送ってほしいと切に願います。
では、また。
失礼します。