学園祭ブルース(小説)
今日も高校に通う。僕の高校は桜丘町の街中にあってインテリアデザイン科に合格したので、毎日、将来インテリアデザイナーになる夢をみてソファやテーブルの設計や内装の勉強をしている。
友人の加藤は陽気な性格でクラスの人気者だ。
「今度の学園祭、うちのクラスからバンドをやろうって、圭一カラオケ超美味かったよなあ。バンドのボーカルをしないか?」
クラスの軽音部の小鳥田が話しかけてきた。
「バンドってなんの曲するかにもよるけど、僕で良かったら。ちゃんと歌えるかなあ」
「サンシャインゲートの