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創作の森 エンターテイナー・ストリート

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甘野充プロデュースの創作に特化した共同運営マガジンです。 共同運営マガジンは、みんなで作るマガジンです。 自作の小説、詩、絵、音楽、動画など、想像力と創造力あふれるアートやエンタ…
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2024年10月の記事一覧

お月さまと星のこんぺいとう🌟

マシュマロちゃんのおともだち お月さまと星のこんぺいとう いつも  いつも 空からみまもってくれる おともだち たいせつな  たいせつな マシュマロちゃんの おともだちだよ ちいさな頃からずっと ずーっと みまもって たすけてくれる たいせつな おともだち お菓子の街の ゆめのあんないをしてくれるよ おしまい イラストKei

活字の秋とわたしの秋と。【シロクマ文芸部|お題「秋と本」】参加記事

今回も季節に相応しいお題をありがとうございます、小牧さん。貼付記事以下、参ります。 秋と本、と言えば思い出す作品がある。シンプルな題名と内容のギャップに少し驚かされるそれは、今では青空文庫などでも公開されている。 題名だけを見ると、季節にちなんだ話が展開するのかと思いきや、芥川には珍しい近代心理小説である。ある姉妹の心理、その相克は理屈では割切れぬやるせなさを読む者に残す。冷涼な秋風が頬を掠めた時の冷たさ、冷たさを感じたときの痛みにも似た感情を。 「取りあえず、ここまで

『ニートンのゆかいなハロウィン』

のんびり屋で食べることが大好きな豚の「ニートン」は、今年もハロウィンが近づいてくるのを楽しみにしていました。なぜなら、ハロウィンにはたくさんの甘いお菓子がもらえるからです。 ある日、ニートンは友達の「チクチクハリネズミ」のハリィと一緒に、おうちでハロウィンの準備をしていました。「ハロウィンといえば仮装だよね!僕たちも何か変装しよう!」とハリィが言いました。 「仮装って面白そうだね!でも何に変装しようかな?」とニートンは悩みました。ハリィはワクワクしながら、「みんなをびっく

「子猫のミーのハロウィン仮装」

秋が深まり、森の中の葉っぱはオレンジ色や黄色に染まりました。ふわふわの毛を持つ子猫のミーは、その日も森を探検していると、友だちのウサギのロロに会いました。 「ねえ、ミー!明日はハロウィンだよ!」とロロがニコニコしながら言いました。「みんなで仮装して楽しいパーティを開くんだ!」 「ハロウィン?それってなあに?」ミーは首をかしげて聞き返しました。 「ハロウィンはね、みんなが好きなキャラクターや動物の姿に変身して、お菓子をもらいに行く日なんだよ!」とロロが説明してくれました。

10月31日の詩

年寄り魔女の家に 近所の魔女の 子供たちが お菓子を もらいに来る。 かぼちゃを飾り たくさんのキャンディや チョコレート 魔女手作りのびっくりお菓子 籠いっぱいに お菓子を持って 「トリックオアトリート!」 「おお、こわいこわい! お菓子を持ってどっかに行っておくれ!」 と喜んだ。

いっかくじゅう座 【現代川柳】

みつばちが囁いている懺悔室 ひとりの部屋でゼリーになるまひろ フィヨルドの舌がねじれゆく呪術 いっかくじゅう座から麝香の香り 蛤に噛まれた犬の阿鼻地獄 ピンセットで剥がしてみたい茹でガエル はずしたい首輪のための異人墓地 ものまねビスケットのための五重奏 マッシュルームカットから朝靄の気配 のび太の三半規管がゲシュタルト崩壊 きのこ汁で占う朝ドラの未来 狂おしき眼球あまたつるみ合う 宇宙の中心で四輪馬車が笑う 不謹慎な睫毛のための冷笑曲 芋の葉に十

【連載漫画】ベアたん旅行記 秋田田んぼアートの旅 11

今日の短歌

明ける空 冷えた空気に 身を縮め 見上げた空を 染めるオレンジ

朝の詩107

オレンジ色の山の端が 綺麗に見えた朝 キーンと冷えた空気に 身を縮める ゆっくりゆっくり 明るくなる空 風が目を覚まし 空気を揺する 風の“色”がかわり 空気の“味”が変わり 季節が変わった事を実感する

鈍色(にびいろ)の時

まだ彩りもせず 秋の初めの 色思ふ 霧に包まれし かの地は鈍色(にびいろ)に染まれし 侘びとも寂びとも 或いは枯淡か幻惑か 薄墨と濃い灰色に染まれし かの地を恋ひ 枯淡の境地に至れぬ我が身を哂う 否 枯淡など、望んではおらぬわ そのやうな自己完結もどき そもそも認めぬわ 原色をそのココロに残したき老女は 哂って絵に墨色を塗ってみる 鈍色ー かの詩人が形容し 枯淡ー かの作家が嫌悪した様相 まだまだ その時ではないのだ と、病んだわたしは カラ元気 ー我が身

カモン、アイリン 5

5 「私はアイリンの開発者よ。悪いけどアイリンは返してもらうわよ」  と彼女が言った。彼女はアイリンというのか。  (アイリーンじゃなかった)

髑髏を抱く女

坂口安吾 「桜の森の満開の下で」 映画化もされています。 耽美と狂気の世界…   岩下志麻が髑髏を抱き、首遊びするシーン、魅せられました。 前に描いた絵をアレンジし 【髑髏を抱く女】をイメージしました。 おやすみなさい✨

見出し絵イラスト集「僕は君になりたい。」(2024.1月〜2024.10月)

暑さ寒さの入り乱れる今秋、 体調の波も荒れ、お疲れの方も多いかと思います。 斯く言う私も、あまり万全とは言えませんが、何とか持ちこたえております。 皆さまもご自愛いただければと思います。 さて、今回は私の連載小説『僕は君になりたい。』で使用した見出し絵イラストの全体図を集めて掲載させていただきます。 …あまり使いこなせていないイラストアプリで頑張って描いています。上手いとは言えませんが、ご覧いただければ幸いです。 (今回は、2024年1月〜同10月までの見出し絵になりま

【詩】「machine gun」

夕方から上がりだす熱に頭はやられてしまって 頬杖つきながら計算機を叩いて数字を出してる 電話もする気はない遅れてしまうなら遅れてしまえばいい 約束は守るものだなんて義務教育では必須教科ではなかったはず 何かを言い訳してる自分には薄々気がついてる それでも胸を張って生きてけばいいのに自分から枷を造ってる 「どうしょうもない」状況に自らを追い込んでいって 失敗することを望んでる僕らは先天性のマゾヒストかな あぁ人生をもう一度やり直せるのなら勉強して公務員になりたいな 杯並べて