嗅覚の情報は脳にダイレクトに作用する | アロマテラピー検定 勉強メモ
こんにちは、みつまめです。
2021年4月に適応障害と診断され、3ヶ月間休職。
その後フルタイム復職し、気分の波に翻弄されつつ何だかんだ9ヶ月が経過しました。
休職中にアロマの勉強はしていたのですが、今回の資格取得にあたって再度勉強をしなおしました。
勉強をするなかで、特に面白いと思った内容をメモ書きで残しておきたいと思います。
※AEAJの公式テキストで学んだ内容を、私がまとめたものです。
※手書きで覚える昭和生まれ故、汚い手書きの文字が出てきますが、ご容赦ください。
資格を取ろうと思い至った経緯はこちら
香りが脳に伝達される仕組み
1.香りは化学物質
香りは、水素・炭素・窒素・酸素などの元素が繋がった低分子化合物。
それぞれの成分が複雑に組み合わさり香りを作っている。
2.においの伝達経路
①化学物質の集まりが、鼻腔内の嗅上皮に到達。電気信号に変換される。
②脳の嗅球に伝わり、電気信号を整理。
③整理された情報が嗅皮質へと送られる。嗅皮質から、3つのルート(④→⑤、⑥、⑦)に伝えられる。
④扁桃体で好き嫌いの感情が呼び起こされ、⑤視床下部に伝わる。視床下部で自律神経系・内分泌系・免疫系に作用。
⑥海馬で記憶の情報が引き出される。
⑦前頭葉で味覚など他の感覚の情報と統合される。
↓
生理的な効果
&
においを認識
※好き嫌いの経験、体調や生理状態によってにおいの感じ方が変わる。
※嗅覚受容体遺伝子に個人差があり、人によってもにおいの感じかたが違う。
嗅覚は他の感覚よりも早く伝わる
嗅覚器官から大脳辺縁系まで距離が近く、仲介する神経の数が少ないので、においの情報はスピーディーに伝わる
視覚や聴覚よりも嗅覚の方が、より速く感情や記憶に働く
→素早く気分転換を促すことが出来る。
嗅覚への刺激は心身のバランス調整に役立つ
視床下部は自律神経系・内分泌系・免疫系のバランス調整に関わる場所。(ホメオスタシス=恒常性に関わる)
過剰なストレスによりホメオスタシスの維持が困難になる。
→アロマテラピーによる嗅覚への刺激で、視床下部に働きかけることでバランスを整えることができる。
=====2023.03.19追記=====
stand.fmでもお話しています。
図を見ながら耳からも…という方はぜひ聞いてみてください。
アロマが効く理由に改めて納得
アロマ関係では唯一内閣府に認められた公益法人で、割と歴史の長いAEAJ。
科学的な研究や調査もきっちりされているようです。
アロマテラピーが効く理由について科学的な根拠を知ることが出来て、やはり学んでよかったと思います。
ネットに情報はいくらでも落ちている時代ですが、深めるにはやはり根拠に基づいた情報で学ばないとだめだなぁと再認識しました。
これで終わりではなく上位資格を目指しているので、引き続き学びを深めたいと思います。
アロマハンドトリートメントの資格は、触りだけですが解剖生理学も学ぶようです。
その辺りが楽しみです。
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普段は精神疾患による休職、復職界隈の記事を書いています。