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子どもがテレビに夢中で無視!? それ、わざとじゃないんです。

「ちょっと!ご飯できたよ!」と何度呼んでも無視…。テレビに夢中な我が子を見て、「聞こえてるよね---?」とイライラしてしまうこと、ありません??私はあります、もう何度?何百度??も(笑)

でも実はこれ、わざと無視しているわけじゃなくて、子どもの脳の仕組みに理由があるんですよね。知っておくと、ちょっとだけイライラが減るかも。

1. テレビの世界から抜け出すのは難しい!

子どもたちにとって、テレビを見ている状態から私たちの声に注意を向けるのって、実は結構難しいんです。特に、お気に入りのキャラクターが出てる時なんて、もう夢中で別の世界にどっぷり!!(うちの娘はぷりきゅあよりもトトロが大好き…笑)
親の呼びかけは、まるで遠くから聞こえる「なんか言ってるなー」くらいの感覚なんです。

大人はテレビを見てても「呼ばれた!」と思った瞬間に反応できると思うんです。でも、子どもの脳はまだその切り替えがうまくいかないんです。だから、無視してるわけじゃなくて、切り替えに時間がかかるだけ……と思いたい…笑。

もうすぐ5歳の娘は、大きくなったらトトロになるらしい…笑

2. テレビは強力な魔法!?

テレビや動画って、視覚や聴覚に強い刺激を与えてくるんです。もう脳がその刺激に引き寄せられて、「はい、集中!」となってしまう。これが、子どもたちがテレビに夢中になってしまう理由。

私たちが「ごはんできたよー!」と呼んでも、その声は脳の隅っこで聞こえてはいるけど、「今テレビ見てるし!」と、脳がガードしてしまうんですよね。
あれ、無視されてるわけじゃなくて、脳が今それどころじゃない!!って感じなんです(笑)。

3.  脳がいっぱいいっぱい!

テレビを見ている時、子どもたちは映像や音からたくさんの情報を受け取っています。脳はその情報を一生懸命処理していて、もういっぱいいっぱいなんです。「今、これを見て理解しなきゃ!」と、脳が全力を出しているので、他のことに反応する余裕がないんです。

だから、親が「○○ちゃん(くん)!」と呼んでも、その声が脳の中で処理されるスペースがないんです。
聞こえてはいるけど、「今はちょっと無理!」っていう状態。こっちはイライラしちゃうけど、本人たちも無意識のうちにそうなってるんですね。

4. 大人の脳と子どもの脳は違う!

私たち大人は、いろんな音が聞こえてる中でも特定の声に注意を向けることができますよね。でも、子どもの脳はまだ未発達で、同時にいくつかのことを処理するのがとっても苦手。テレビの音や映像に引っ張られていると、親の声を聞いても、それに反応する余裕がないんです。

「どうして返事しないの!?」ってイライラしてしまうけど、子どもたちにとって、テレビを見るのと親の声に反応するのを同時にこなすのは、無理--!!なんです…。。

まだ未発達なので、これから伸びしろしかないですよね♪


わかってはいるけど、イライラしちゃう!

とはいえ、何度呼んでも返事がないと「もう!無視しないでよ!」って怒りたくなりますよね。私も、つい「聞こえてるよね?!」って大声で言いそうになることが多々あります。
でも、こういう理由があるんだと知っておくと、ちょっとだけ心に余裕ができるかもしれません。次回は、脳が忙しそうな時には「まぁ、しょうがないか…」と、少しだけ広い心で見守ってみてください。

とはいえ、限界がきたら、大声で呼んじゃうかもですけど…(笑)。

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