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青年海外協力隊となって研修所に入所してから、新型コロナウイルスの影響で帰国するまで約450日間ほぼ毎日書いていた活動ブログです。2019年4月からドミニカ共和国で公共施設の省エネ推進の活動をしていました。

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青年海外協力隊となって研修所に入所してから、新型コロナウイルスの影響で帰国するまで約450日間ほぼ毎日書いていた活動ブログです。2019年4月からドミニカ共和国で公共施設の省エネ推進の活動をしていました。

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青年海外協力隊での活動まとめ

ドミニカ共和国での省エネ活動のまとめページです。 活動内容 ドミニカ共和国の公共施設の省エネ推進 活動期間︰2019年4月~2020年3月(新型コロナウイルスの影響で任期は短縮) 任地:首都のサントドミンゴ(特別区だけで100万人の大都会) 所属:エネルギー鉱業省(同僚は10名ほど) 住居:ホームステイ ・1次試験に向けて海外協力隊応募前にしたこと・2次試験に向けてしたこと ・合格後~研修所入所までにしたこと・研修中にしたこと ・活動内容と成果と反省と ・ホームステイ先で

    • セルフインタビュー4

      前回の話はこちら M:現地での食事は、朝はフルーツ、昼は職場でのフリーランチ、夜は自炊と外食が半々くらいでした。 A:フリーランチとはいいですね。どんなものが出てきたのでしょうか?そもそもドミニカ共和国の主食ってなんですか? M:ドミニカ共和国の主食は、プラタノと呼ばれる甘くないバナナ、米、パン、ジュカ芋などですね。朝にプラタノやジュカを食べて、昼には米、夜にはプラタノやパンなどを食べていると思います。  フリーランチでは基本的にお米とアビチュエラという豆のスープとサラ

      • セルフインタビュー3

        前回の話はこちら A:現地での生活はどのようなものでしたか? M:私が住んでいた所は400万人都市の大都会でして、交通面はそれなりに発達していました。職場へはグアグアと呼ばれるバスと地下鉄を乗り継いで行っていました。その他にもウーバーというタクシーがたくさん走っているので、これを良く利用していました。  地下鉄もあったので、発展して便利なように聞こえると思いますが、どの交通機関も人がいっぱいで大変でした。グアグアには人が溢れんばかりというか実際に溢れて乗っています。降りる

        • セルフインタビュー2

          前回までの話はこちら A:海外旅行に行くと、言葉は出来なくても何とかなるという事もよくあると思うのですが、活動される上ではより言葉が大切という事でしょうか? M:そうですね。私の活動内容的に言葉で色々伝えたりしないといけないという部分が大きかったので、活動をする上ではとても重要でした。そもそも調査先の人の話をちゃんと聞けないと現状把握すらできません。日本とは違ってあまり資料もないので話せないと何にもわからない訳です。言葉ができなくてもなんとかなるとは思いますが、活動内容も

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        青年海外協力隊での活動まとめ

          セルフインタビュー1

          A:こんにちは。本日は青年海外協力隊としてドミニカ共和国に派遣されていたminoさんにインタビューを行います。まずは、派遣お疲れ様でした。いつ頃日本に戻ってきたんですか? M:ありがとうございます。1年ちょっと前に帰ってきました。任期は2年間なので、本当は先月にその任期を終える予定だったのですが、新型コロナウイルスの影響で任期を1年残して帰ってきました。 A:そうだったのですね。現地ではどのような活動をされていたのですか? M:現地ではエネルギー鉱業省という官庁で省エネ

          セルフインタビュー1

          海外協力隊におすすめの本

           「何か質問ありますか?」と聞かれたら「おすすめの本はありますか?」という質問を良くします。  という訳で、現地ドミニカ共和国で実際に生活や活動をしていて、読んでおいて良かったなと思った本がいくつかあったので、いくつか紹介しておきます。 発展途上国に行くと、この国をどうしたら良くなるのだろうか?と思う事があると思いますが、そんな時に指針となる本です。 何で暴力とか戦争って無くならないんだろうと思った時に読む本です。 脳が殺す―連続殺人犯:前頭葉の“秘密”www.ama

          海外協力隊におすすめの本

          今後の海外協力隊についての感想とか要望とか

          まずは、誤解の生じないように。私自身は協力隊に参加してとても良かったと思っています。色んな経験出来て、色んな人に出会って、成長と諦めを得る事が出来ました。今後の人生が楽しくなったと思います。 そんな協力隊だからこそ、少し要望も書いておきたいと思います。 ・悩むべき所で悩ませてあげて  協力隊の一番大切な部分は、現地で文化も環境も違う中で色々悩みながら活動を進めていくという部分だと思うのです。  ただ現実には、受入先に行ってみたら特にして欲しい活動がないとか、ホームステイ

          今後の海外協力隊についての感想とか要望とか

          研修中にしたこと

           1月8日の入所から90日間駒ヶ根研修所に派遣前研修を受けました。メインはスペイン語の勉強でしたが、それ以外にも意識して行ったことがあるので紹介書いておきます。 ・自主講座を開く  研修所では、代々の隊員が自主講座と呼ばれる講座を開いてきました。(とても良い文化だと思います)個人的にワークショップが好きなのもあって自分でも開いてみました。 資料は、下のものを作りました。講座自体は初めてにしてはうまくいったと思いますし、アンケートによって反省点ももらえたので良かったです。ま

          研修中にしたこと

          合格後~研修所入所までにしたこと

           8月17日に無事合格しまして、1月8日に駒ヶ根研修所に入所するまでに行った事は主に2つありました。  1つは、スペイン語の勉強。それまでスペイン語に一切触れた事がなかったので、ほぼ毎日アプリとか、本とか、YouTubeを使って勉強してました。アプリでは勉強時間が記録されるので、その記録を見ると入所前に少なくとも300時間は独学をしていました。研修所では喋る事に集中して、単語とか文法はその前に覚えていこうという作戦でした。  今思うと、簡単な会話をオンラインとかでしておく

          合格後~研修所入所までにしたこと

          協力隊を経て変わったこと(就職してみて編)

          どうもお久しぶりです。協力隊のまとめもいい加減に終わらせないと、と思いつつ、別の事を書きます。 就職して約1か月経ちました。協力隊での経験があったから変わったであろう事と、変わってなかった事を書いておきます。 ・基本的に素の状態  昔は仕事の時はキャラを変えて頑張ろうみたいな気持ちがあったり、給料もらうのだから一生懸命やらなきゃ。みたいな感じでしたが、今は業務中も昼食中も業務後も変わらない態度で過ごしています。力が抜けてゆるくなりました。 ・悟りを開いたのか  遅くまで

          協力隊を経て変わったこと(就職してみて編)

          やっておけば良かった事と旅行の写真

          ドミニカ共和国におよそ1年間いましたが、やっておけば良かったなと思う事が1つだけ。それは旅行です。目標としては月に1回くらい地方に出かけて国内中をまわろうと思っていましたが、帰国となってしまいました。 旅行はやっぱり行ける時に行っておけ。というのが鉄則なような気がしています。 という訳でお気に入りの写真を3枚載せておきます。 首都の近くのボカチカです。やっぱり海はきれいですね。魚もいっぱいいました。 ミチェスの近くのモンターニャレドンダ(丸い山という意味)という所です

          やっておけば良かった事と旅行の写真

          書類選考合格後にしたこと

          書類選考に合格した後、2次試験の面接と健康診断に臨むために以下の事をしました。 過去の隊員の報告書を読む  東京のJICAに行って、過去の隊員の報告書を読みに行ってきました。(いまだにWebで見られないのは何とかすべきです)自分の活動に関係のありそうなドミニカ共和国の元隊員のものや、職種の似ているものを1日かけて読みました。多くの協力隊が持つであろう共通の課題や、任地で起こりやすい課題などを調べました。 その時つけていたメモがあったので、そのまま貼っておきます。 信頼関

          書類選考合格後にしたこと

          海外協力隊を始める前と終えた後の考え方

          海外協力隊に申し込んだ大きな理由の1つは、自分を変えたいと思っていたからです。言葉もろくに喋れない環境に身をおけば何か変わるだろう。変えていこうという気持ちでした。 協力隊のスローガンに「いつか世界を変える力になる」というのがありますが、世界も自分も変えたいと本気で思っていました。 実際に何を変化させたかったといいますと、人とのコミュニケーションの部分と、口だけではなく行動力を身に着けたいという部分です。正直、応募前はこのままでは人生ダメだと思っていました。 ただ、実際

          海外協力隊を始める前と終えた後の考え方

          続けたもの

          海外協力隊の任期は2年間。せっかくなので2年間色々続けてみよう。というのが私の活動以外でのテーマでした。続けてみたものを書いておきたいと思います。 noteを書く  研修所入所から帰国まで約450日間、毎日noteを書き続けました。主に書こうとしていた事は、自分の感じた事とその原因です。具体的には自分の感情が動いた時にその元となった原因を考え、それを書くという作業をしていました。おかげでメタ認知がとても進んで、自分がどういう人間なのかという理解が深まりました。言い換えれば自

          続けたもの

          ホームステイ先での生活

          ドミニカ共和国の隊員はみんなホームステイをすることになるので、私もホームステイをしていました。ホストマザー(おばあちゃん)との生活となりました。そこでの生活について書いておきます 困った事 ・キッチンが汚い  基本的に常にシンクの中に洗い物がある状態でした。料理するためにはまずは洗い物からのスタートとなることが多く、料理をする頻度は減りました。 ・騒音がひどい  幹線道路沿いだったのでトラックやバイクの騒音が酷かったです。夜中や朝方に起こされるのは日常茶飯事。ホストマザ

          ホームステイ先での生活

          現地での標準的な一日

           私の任地は大都市の首都サントドミンゴでして、ホームステイをして暮らしていました。ステイ先にはおばあちゃん1名でした。現地での標準的な1日を時系列で紹介していきたいと思います。 6:40 起床 大体朝ごはんにリンゴを食べてました。 7:10 通勤 行きはウーバーというタクシーを利用して出勤していました。大体400円位で20-30分程度。ウーバーを使わないと、バス(もしくは徒歩15分)⇒地下鉄(1回乗り換え)⇒徒歩となり、100円程度。時間は40分程度ですが満員電車ですし、

          現地での標準的な一日