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今後の海外協力隊についての感想とか要望とか

まずは、誤解の生じないように。私自身は協力隊に参加してとても良かったと思っています。色んな経験出来て、色んな人に出会って、成長と諦めを得る事が出来ました。今後の人生が楽しくなったと思います。

そんな協力隊だからこそ、少し要望も書いておきたいと思います。


・悩むべき所で悩ませてあげて
 協力隊の一番大切な部分は、現地で文化も環境も違う中で色々悩みながら活動を進めていくという部分だと思うのです。

 ただ現実には、受入先に行ってみたら特にして欲しい活動がないとか、ホームステイ先とうまくいかないなど、活動以前の部分での悩みが大きい人が結構いるなと感じました。本来悩まなくて良い部分で悩んでる人が多すぎるのではないかと思います。今後はそういった部分を改善する必要があるのではないかと思っています。

という訳で、改善案です。

派遣を登録制にする
 
今の制度ですと、受入先が手を上げてから実際の派遣まで長いと2年ほど、短くても1年ほどはかかると思います。こうなると、実際に呼びたいと言ってくれた人が派遣された時にはもういないであるとか、方針が変わっていたであるとか、実際に行ってみると「なにしに来たの?」みたいな状況が発生するわけです。しかも現地語もろくに喋れない状態で。

 そういった状況を少しでも改善するために、今のような一斉募集から事前登録制度にして、要望から派遣までの時間をなるべく縮めておくことが必要だと思っています。


・我々の時間も大切にしてあげて
 あんまり書くとあれなんですが、情報の出し方に改善の余地があります。持っている情報を積極的に早く出してもらえると、こちらも時間を無駄にすることなく動けます。受けての立場をもう少し考えて頂きたいです。


他にも細かくはあるのですが、まずはこれくらいでしょうか。個人的には、局長を民間から公募して選んで欲しいと思っています。一度組織の文化を一から見直してもいいのではないでしょうか。


最後に再度繰り返しておきますが、私自身は協力隊に参加してとても良かったと思っています。ただそれは別にして、改善できる点も多々あると思います。今後に期待したいです。






2019年4月からドミニカ共和国で青年海外協力隊で2年間省エネの活動をしてきます。合宿入所から活動終了までの約800日毎日更新します。