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Yukari ota
2021年2月12日 07:20
製作をしていると "自分の意味" "幸せ""生きる"・・・色々な疑問が沸いてくる。 手を動かしていると頭の中は割とリラックスして別の事を考えられるからだ。今日はインスタグラムでこんなタグをしてくれた方がいた。コメントを訳すと白樺(ネーベル)工芸品がこんなに増えるなんて思わなかった。数年前まで私は白樺工芸品なんてダサいと思っていた。でも間違ってた。@minfavorit_ykr
2021年1月27日 04:31
手工芸作家として主に白樺の樹皮を使った作品を製作している。白樺は古くから北欧をはじめ 北国の生活の中で様々な材料として使われてきた。特に樹皮は柔らかく加工がしやすい。また防腐剤のような役割もしてくれるため 食料保存の容器として使われていたし、屋根の材料や船の材料としても使われてきた。私の住むスウェーデン中部には 白樺林が多く、冬になると薪ストーブのセントラルヒーティングをいまだに使って
2021年1月24日 07:16
切羽詰まった時、苦しい時、ダメになりそうな時に思い出す事がある。それは2008年 家具のgesällstycke という職人試験を受けた時のことだ。試験は 事前に製作計画書を提出。そこには"何を作るのか" " 製作時間の作業工程とそれにかかる時間" "材料の計画と分量" (製作の家具は自由だが、鍵・扉・ひきだし等 指定された技術を組み込む必要がある。)その後、それに添って 試験官から製作の
2021年1月21日 05:08
皆が集まるのは木曜日もう目が悪かったり、腕が動かなくって織物を織れないお婆さんも中にはいる。それでも週に一度 ここ織物小屋にやって来る。人が集まると昔の話に花が咲く。私はそんな話を聞きながら 想像をふくらます。たまたま戦争の話になった。スウェーデンは第二次世界対戦に参加せず中立国だった事は有名な話だ。だから私はてっきり世界が戦争でも、この国は平和に生活していたのだと思っ