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朝活古典:講孟箚記
個人的な繁忙期が落ち着いたので、投稿を再スタートします〇
さて、もし「あなたの強みは?」「長所は?」と聞かれたら、どのように答えますか?
突然質問されて、すぐに答えられない人は多いと思います。
とはいえ、時間をかけて考えても、思いつかなかったりしますよね。
でも、友達や恩師にの良いところに感化されて、いつしか「〇〇って~が得意だよね」なんて言われ、自分の強みを知る機会を得ることもあるでしょう。
心理学では、「自分に見えていない、他人から見える領域」と言ったりします。
吉田松陰は、人付き合いをする際には、慎重に人を選びましょうと言いました。
なぜなら、人は近しい他人に影響される動物だからだと、僕は考えます。
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心理学に、「ピグマリオン効果」という言葉があります。
簡単に説明すると、周りの期待が個人の性格に影響するということです。
「君頑張っているね!」
→何にも励めるようになる
「君は悪い子だ」
→不良になってしまう
僕が小学5年生の頃の担任は、パワハラ教師でした。
みんなの前で1人の生徒を叱りつけたり、教室が騒がしい時は机や椅子を蹴って、統制を図っていました。
そんな教師の姿を見た生徒たちは、次第に言葉も行動も横暴になっていったのです。
小学6年生の頃の担任は、失敗したら励まし、間違いは生徒目線に立って向き合う担任でした。
厳しさに欠けるという子の声を聞いたことがありますが、大人に沢山傷つけられた後だったので、僕は十分すぎるくらいの愛情だったと思います。
教室の雰囲気は、和やかな状態になりました。
人は自分から変わろうと決心する以上に、近くにいる人に影響されると考えます。
影響は、良いようにも悪いようにも作用するのです。
集団の中に属すると、悪い環境と認識しても、なかなか抜けることは難しかったりします。
しかし、自分の幸せを考えて、勇気を出して人を選んでも良いのかもしれません。