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朝活古典:菜根譚

「なんであの時、あんなことを言ってしまったんだろう…」
「ついカッとなって…」

昔から人は感情に心を支配されてしまうと、取り返しのないことをしてしまうようです。

だから、この言葉が残っているのでしょう。

でも、なぜ取り返しのつかないことをしてしまうのでしょう?

僕は、早く今の状況から抜け出したいからだと考えています。

居心地の悪い所に居続けるのは、苦しいです。

でも、冷静に考えると、早く悪い状況から抜け出したいからといって、わざわざ悪い状況になる未来を選ぶ必要はないのです。

そういう意味で、人は冷静さを失うと間違った決断をすると分かっているなら、アンガーマネジメントは学んでおいたほうがいいのかもしれません。


コラム
僕が大学1年生の時、冷静さを失い大失敗した話をします。
大学1年生は、基礎科目と専門科目の両方を勉強する必要があり、毎日脳がヘトヘトの状態でした。
そんな時に限って、レストランのバイトのシフトは夜でした。
当時は、入ったばかりの新米アルバイト君。
先輩から、仕事を教わるも、脳はヘトヘトなので、頭に入ってきません。
そんな僕は、ホールで接客をしている時、ついに疲れでよろけて、手に持っていたハイボールをお客さんにぶっかけ、体制を立て直そうと掴まったテーブルのタバスコを床に落とし、床がタバスコまみれに…。
当時はバイトしたてで、「頑張らなきゃ!」と張り切りすぎていました。
なので、冷静に自分の状況(疲れでヘトヘト)を見ることができませんでした。
未だに、あの出来事は、自分の教訓になっています。

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