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おいしさは、待つほど深くなる。フルーツたっぷりロミロミサーモン
1月のcinemanma(シネマンマ)は、映画『モアナと伝説の海』から連想する、ハワイアンレシピをお届けしています。
1月の映画『モアナと伝説の海』
新しい年の始まりにふさわしい、勇気と自分探しをテーマにしたディズニー映画『モアナと伝説の海』。主人公モアナが海の冒険を通じて自分の使命を見つける姿は、「新しいことを始めたい」と思う1月に、背中を押してくれる作品です。映画全体に漂うハワイの陽気さや楽しさが、観る人の気分を明るくしてくれるのも魅力のひとつ。ディズニー映画なので、映画初心者さんでも気軽に楽しめます。
1月は、スタートダッシュの月と言われることが多いですが、気づけばもう最終日。
予定や目標を立てたつもりなのに、自分のことより締め切りを優先。そうして、日々の忙しさに追われてしまいがちです。何かに追われる日々のなかで、本当に大切なことを見失わないためには、「立ち止まること」や「待つこと」も実はとても重要なのかなと感じています。
仕事や難しいことを考えない時間をつくったり、大好きなクマのプーさんの言葉を借りると「何もしないをする」が暮らしを豊かにすることだと感じています。
料理も同じ。最近では、すっかり時短料理が当たり前のように推奨されている感じがありますが、時短でつくった料理は時短らしい味わいだなぁと感じます。
とはいえ、成果が出るまでじっと待つことも、自分を優先してしっかり休むことも、現実的な暮らしの中では、なかなか難しいものです。
すぐに結果を求めたり、効率を優先してしまうのが当たり前になっていますよね。(わたしはすぐ焦っちゃいます)
すぐに食べられるものにはない、時間が作り出すおいしさと「出来上がりを待つ時間」を楽しんでいただけるレシピをご紹介します。
今回のロミロミサーモンは、フルーツの甘さとサーモンの旨みがじっくり馴染むこの一品は、待つことが楽しみになる料理です。
「待てる人になりたい」、そんな気持ちに共感してくださる方は、ぜひ味わってみてください。
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ロミロミサーモン
<材料>2人分
<調理時間>最短30分(サーモンの塩漬け時間やマリネの時間はライフスタイルに合わせて調整してくださいね)
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