間違える私でよかった
夕食の買い物をした帰り道にふと「間違いだらけで失敗ばかりの私でよかったなぁ」と思いました。
こんな私でも、「なるべく間違えないように正解は何か?」を考えて生きようとしていたこともあるのですが、ことごとくダメで間違えないようにすればするほどドン底にいくという始末。
それでも何かにしがみついて「何とか!」と頑張ってもダメで、ある時、もう怒られてもバカにされても嫌われてもいいから、間違えても自分が思う方に行こう、思った通りに動いてみようとと思った。
すると、人目を気にした正解を出そうとしていた時より、生きるのがずっと楽になった。
「本当は嫌だけどあの人に悪いから…」とか、「あの人が嫌な思いをしないように…」って気にしてする行動を取ればとるほど人から軽んじられた扱いを受けるし、「あの人が嫌な思いをしないように…」と人の機嫌を気にして、自分の機嫌は蔑ろにして、自分に嫌な思いをさせてたのは私だった。
誰も悪くないし、私が自分に対して自分の気持ちを軽んじて我慢させてただけなのに、正解を求めるあまりに悲劇のヒロインぶってるとこあったなー。
少しずつ少しずつ淡々と、間違えられることを喜んで自分に素直にいられるようになれて嬉しく思います。
2月から入居型老人介護施設の職場で入浴介助をしてる。大人数の場所では挫折してできないと思っていたけど、少人数で丁寧に教えてもらえて、私のペースを尊重してフォローしてもらえることで「できない」から「できる」に変わって、「むしろ入浴介助好きで楽しい!」になった。
誰かや何かが悪いとかはなくて、自分に合うかどうか。私のペースを尊重してもらえるか。私自身を私が尊重して人に接するかで変わるような気がする。
そんな小さくて大きな変化が嬉しい。
たくさん間違える私で、間違えてもいいと思えるようになれてよかった。