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ハロウィンの争い


2024年10月27日(日)

渋谷の近くを自転車で通った。
ハロウィン対策がどうなってるのか気になるから見てみようかと思ったけどやめた(やめたんかい)。
去年だったか、前に見た時は、なんかテロでも起こるのかってぐらいモノモノしかったな。
恐ろしいよ。

渋谷近くを自転車でチンタラ走っていたら、ドミノピザの宣伝カーが通った。
ピザを食べてる写真があって、確か「渋谷じゃなくて家に集まろう」みたいなことが書かれていた。
何のことかと思ったら、ハロウィンの話か。
取り締まりが厳しくなり、渋谷に行けなくなった人を奪おうとするドミノピザ。
資源(=パリピ)の奪い合いを目撃した気になった。
古来には水や食べ物、近代以降は化石燃料や鉱物、そして現代(の渋谷)はパリピ。
いつの世も、人は資源を求めて争う。

西麻布の9s Galleryで藤嶋咲子さんの個展「WRONG HERO」(https://bijutsutecho.com/magazine/news/exhibition/29636 )を見た。
社会の中で無意識に押し付けられているジェンダーの役割を可視化し、そこからの脱却を自作のビデオゲームをプレイすることなどで体感する作品群。
作り込みが丁寧で面白かった。
僕はやっぱり古いジェンダー観に染まってしまっていることを痛感する。
制作もインストールも大変そうで、その辺の話をしたり。
次回の展示も楽しみだ。

新宿の世界堂に寄って、選挙に行って、帰った。
写真は通り道で見つけた、シェアハウス前の落書きボードみたいなとこにあった言葉。
クライフ・・・っ!
ウイニングイレブンのオランダクラシックスで愛用してましたよ。
カッコ良くて好きだったなぁ。

昨日路上の食べ物とカラスの話を書いたけど、世界堂からの帰り道の路上に何かいるなと思ったら、小さなネズミがつぶれた銀杏の実を食べていた。
かわいらしく、たくましい。
嫌われ者の銀杏もネズミも、この都市で巡る生態系の欠かせない一部だ。
生態系から抜け出した気になって高みの見物をしている人間が勝手に嫌っているだけ。

選挙は参加してこそ面白い。
ニュースの20時になる瞬間、ドキドキ・ワクワクする。
自分の選挙区は、やる前から結果が明らかで(20時になった瞬間当選確実が出るやつ)、あんまり楽しくなかったなぁ。
今回はなんか、死票になるのが嫌で、勝ち馬に乗ってしまった。
次回の選挙はいつだろうなぁ。

夜中には、次の土曜日から始まる自分の展示のための作品をコソコソ制作。
頑張らないと。
ここにはまだ詳細書いてないので、また改めて書こう。

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