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SF、読書のよろこびマガジン

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2023年8月の記事一覧

【読書感想文】カバーが二重になってた阿佐ヶ谷姉妹のエッセイ

【読書感想文】カバーが二重になってた阿佐ヶ谷姉妹のエッセイ

阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らしを買ったら、最初についているカバーの下からもうひとつカバーが出てきた。
こんな経験は、買いやすい表紙になっていた「夫のちんぽが入らない」以来だ。

最初に出たときはこの表紙だったようです。

イラストで、舞台衣装のピンクドレスで、間取りの相談をしている!表紙からして2人は仲が良いが、少し広いところか、近すぎると生活音や家事の分担もめんどうだし、少し離れて別々に暮ら

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8月20日 Audible覇権の予感。今日買ってきた本は「キリング・ヒル」

8月20日 Audible覇権の予感。今日買ってきた本は「キリング・ヒル」

エックスあるいはツイッターやってること自体が恥ずかしくなってきた。
誰かが言ってたけど、だらだら続けてるSNSをバッサリ切ると、ダメな彼氏を振った時ぐらいスッキリするらしいよ。潮時だー。

海外ミステリーの大作、グレートサークルを買おうと思ったら田舎では書店に並ぶのが2日遅れらしくて、たまたま 表紙がいい感じだったキリングヒルというのを買ってきた。

本を読み上げる Audible が調子いいと聞

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SF小説の未来予知が間違っているとkawaii【読書記録】

SF小説の未来予知が間違っているとkawaii【読書記録】

アーサー.C.クラーク「火星の砂」を読みました。

1950年ごろ書かれたもので、SF大家の長編2作目になります。開拓中の火星を訪れた作家の物語。

初めての宇宙旅行で離陸に緊張する主人公、「水鉄砲式」で水分を補給していたが重力が戻ってくると嬉しくなってコーヒーを器に入れて飲みたくなる船員。つい持っていたものを落としてしまい、いけねえ重力あるんだった重力重力、ってなる感じ。
火星探索の前に「無重力

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