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楠公の 城跡求め 山の中 頂上り 唸る絶景

夕暮れ前にある登山口まで来た。厳密にいえば山城跡の入り口だ。周辺に残っている楠公こと楠木正成ゆかりの山城の入口である。ほかの山城に入ったことがあったがここには初めて来た。

事実上の山道を歩いていく。夕暮れ迫る時間帯のためか、森の中は薄暗い。日差しが入り込まない道を歩いていく。緩やかな登りになっているが、よく見ると普通のハイキングや山とは違う特徴がある。

説明版の存在もそうであるが、それ以上にえぐられたような道を歩くと、敵の進撃を横から攻撃するために人為的に作られた気がしてならない。

説明版がいろいろあるが、おそらくなければいったい何を意味するのか、山城を研究している専門家やマニアでないとわからないだろう。だがそれ以上に、説明版の存在は道しるべの効果、迷っていないことの証であるような気がした。

歩くこと20分程度で山頂に到達。急な坂も少なくほとんど迷うことなく到達できたという意味では気軽な山歩きをした気分だ。だがそれだけではない中止絵の城の名残、そして頂上から見下ろせる絶景は想像以上である。暗くなるまでに下りないといけないが、夕闇迫る時間帯も素晴らしい。
それにしても城が現役当時は敵の軍勢が良く見渡せたであろう。

楠公の 城跡求め 山の中 頂上り 唸る絶景
(なんこうの しろあともとめ やまのなか いただきあがり うなるぜっけい)

今日は記事でなくブログ「上赤坂城」から参考にしました。

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