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笠松稲荷神社 ~かつて観心寺とセットで参拝した稲荷神社~
先日楠木正成の首塚があるということで紹介した観心寺は、河内長野駅からバスで行けます。南海・三日市町駅からなら、山道を登ること30分程度で到達。さてその場合、東方向に途中までは住宅街の間にある道路を上がります。
そしてある程度まで歩いていくと、ある神社が目の前に現れました。その名は「笠松稲荷神社」です。
Googleで『笠松稲荷神社』と入れてみると、茨城県笠間市にある笠間稲荷神社のほうが上位にヒットします。こちらは日本三大稲荷のひとつということですが、名前が似ているだけで直接の関連性はありません。
(ただし稲荷神社という意味では共通)
この日は事情により上まで行きませんでした。ただし笠松稲荷にはおもしろいエピソードがあります。それは観心寺の中心に7本の松を植えたときの話。その中の6本が枯れてしまいましたが、1本が枯れずに残りました。その松は笠を開いたような姿であったことが名の由来とのこと。
観心寺とゆかりのある稲荷神社だったんですね。実際にそれを裏付けるようにかつては観心寺とセットで参拝していたそうです。
(ということはバスで直接観心寺に行ったら、帰りは歩いたほうがよさそうです)
ちなみに名前の元の松は、実際に樹齢500年ほどの大木として存在したそうですが、昭和40年代に枯れてしまったそうです。
これらのエピソードを後で知ったので、このとき上に行かなかったのはちょっと後悔。いろいろ情報を見ると、面白いエピソードがまだありました。
例えば事業が失敗して自殺を考えた人に夢の中で「大丈夫だ」とお告げがあったとか、神社の賽銭箱が荒らされない工夫を考えていたら、そのアイデアが夢の中で浮かんだとかです。
さらにいくつかある摂社のうち、白龍大神社には蛇の抜け殻が祭られているなど興味津々。また時間があれば、ゆっくり立ち寄ってみたいと思います。