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河内長野・南千代田町の住宅地の真ん中に鎮座する涙こぼし地蔵尊

 普段から南河内、奥河内ともいわれている河内長野のローカル情報を発していますが、今日はその中でもさらにマニアックなもの。誰も気づかないスポットを見つけましたので紹介します。それは南千代田町と呼ばれる場所にありました。

千代田南町

 こちらがその地図です。近鉄汐ノ宮駅よりも南海千代田駅よりにあり、南側に広がる住宅街。北に灰原池、そして東側には稲田池が見えます。

 そしてこの何の変哲もない新興住宅街の中に「涙こぼし地蔵尊」なる存在を見つけたので、見に行ってみることにしました。

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 近くに行くとこういう風に戸建ての住宅が並んでいるエリアです。千代田南町は、1963年から1967年にかけて、千代田台町に次いで「千代田南海住宅」として南海が開発した小中規模ニュータウン。その中に目立つようにあるのが、涙こぼし地蔵尊です。

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 それがこちらです。千代田南町以前の歴史を見ると、この辺りは傾斜面だったそうです。「やけの」と呼ばれる高台から「なみだこぼし」という名前の傾斜面に向かって小道や田畑があったそうです。つまり傾斜面の名前から来ているんですね。
 河内長野の町を歩くと本当に傾斜というか坂道が多いので、住宅地もそういう斜面をうまく利用しながら作っているのかと思ってしまいます。


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 拡大しました。カギがかけられていますが、中に地蔵が安置されています。

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地蔵堂から先には千代田南第2公園が続いています。千代田南町の中心付近にあり、おそらく地元に住んでいる人の憩いの場。地蔵盆とかそういう行事になると、みんなここに集まって、参拝などの諸行事が行われるのでしょう。

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