桜待ち 先に点灯 傘ライト 雨上がりには 幻想世界
例年ならもう桜が咲き、山がピンクに染まってもおかしくない時期なのに、まだつぼみの状態が続いている。予想に反した出来事だが、すでにイベントの予定は決まっていたのだろう。山の上ではつぼみの状態で夜桜のライトアップが始まった。
さらにこの日は雨上がりだ。山の上の広場に向かって誰もいない階段を上るが、そこは桜が無くても来る人を楽しませてくれる和傘のライトが迎えてくれた。
階段を登り切り桜の公園の前に到着。少し雨でぬかるみ気味の広場だが、竹筒に入ったライトは点灯していて、屋根のある休憩所にいざなってくれる。楼閣のような休憩所には花見で見かける提灯がぶら下がっていた。そしてそこに向かう道すがら、少し霧もでていたのだろうか?まさしく幻想世界になっている。
夜桜のライトアップだから桜が主人公だ。だけど主人公の遅れを和傘や竹のライトと雨上がりの霧が主人公無き夜の広場を見事にカバーしてくれた。そして枝を見ると、つぼみに交じって水滴が花の代わりにライト反射し光り輝かせている。
桜待ち 先に点灯 傘ライト 雨上がりには 幻想世界
(さくらまち さきにてんとう かさらいと あめあがりには げんそうせかい)
今日の記事「河内長野・長野公園、奥河内さくら公園の夜桜ライトアップ」を参考にしました。
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