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noteで、好きな作品を「写経」してみたら、学びが多く、書くハードルが下がった話

まいにちnoteを書いている人ってすごい…!と昨年1週間noteチャレンジをやってみてまずはじめに思ったこと。

7日間のうち初日は決意表明、最終日は総括を書くと良いよ、とパーソナル編集®️をお願いしているみずのけいすけさんにアドバイスをいただき残りの5日間をなんとか書き切ったものの、これを1ヶ月となると果てしなく遠い気持ちに。

連続noteチャレンジをやってから、noteを書いて出すハードルがぐっと下がったものの、自分の中では公開する必要あったのかな?と思い返すこともしばしば。

そんななか、みずのさんとのパーソナルセッション中にどんなnoteを書きたいか、どの作家さんやnoterさんが好き?などと話しているうちに「写経をしてみると良いかも!」と素敵なヒントをいただいて早速やってみることに。

✍️✍️

その頃ちょうど読んでいたのが原田マハさんの「やっぱり食べに行こう。」(毎日新聞出版)

いろんな取材先で食べたものが短編エッセイでまとまっていて、1編がだいたい1,000字前後くらい。

これは写経にぴったり!と、早速読んでいて私にも共感の深かった「梅干しパワー」というエッセイを写経してみることに。

写経してみると、『ここはひらがなで書くのか!逆にこっちは漢字ね』とか、『文末の「…」は2回繰り返すのかぁ』、『「〜だなあ」とかの「あ」は小文字にしないんだ!驚』など原田マハさんの息づかいとかリズムが感じられてとても面白かった。

本というのもあるのだろうけれど、読むスピード感が出るような展開を広げる書き方もなるほどー!と感嘆。
実際読むと転がるようにぐんぐん読めてしまう。


写経を終えたあと、やってみての振り返りをみずのさんとしていたところ「何ヶ所か引用して自分のエピソードと絡めて記事にしてみたら面白そう!」ということで、書いてみたのがこちらの記事⇩

(写経した記事はアップは出来ないけれどもったいないのでそのまま下書きに)

昨夏、梅干しパワーで元気になった実体験と原田マハさんのエッセイがうまくリンクして書く背中を押してもらえた気持ち。

自分だけのエピソードよりも引用をしたことで、より深みが増したような。

句読点のうちかた、言葉の言い回し、文末の締めかたなど写経をすることでその作家さんのエッセンスがちょっと加わって、今までとは違う自分で書けたような気もして、noteに何を書こう?と悩んだときの一助になりそうな予感。

好きな作家さんや作品の写経から新たに記事を作ってみるという書き方もありじゃない?

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Hosoi Minami|フードスタイリスト
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