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ローラースケートの滑り方

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ローラースケートの滑り方について。
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#スポーツ

鴨撃ちとキャベツ(しゃがむ滑り方)

鴨撃ちとキャベツ(しゃがむ滑り方)

 なんだかとっても美味しそうなタイトルになってしまったが、食べ物の話ではないので悪しからず。

 先日、ダンスの簡単な振り付けを習っていたのだが、その中にキャベッジ(キャベツ)があった。これ、日本ではなんという名前なのか分からないのだが、片足でキャベツのように丸まってしゃがむ滑り方だ。日本語だけではなく英語でキャベッジをググってもローラースケートはもちろんアイススケートでも出てこないので、もしかし

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屋外での滑り方

屋外での滑り方

 私は普段屋内の体育館で滑っているので、屋外で滑るのがかなり苦手だ。その分、動画などを見ながら、どうしたら良いのか結構考えた。屋外は、普段歩いているだけでは気づかない小石や小枝もごろごろ落ちているし、意外とアップダウンも多い。

 屋外で滑るなら、一番お勧めなのはスポーツコート(テニスコートなど)。私も近所のローラースケートサークルに参加してネットボールコートで滑ったりしている。こういった場所なら

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初めてのローラースケート④:バックで滑る

初めてのローラースケート④:バックで滑る

 今回は、バック・スケーティングについて。

■初めてのバック・スケーティング:バックで足踏み

 1.足をハの字に置く。手はやじろべえのように横に広げておくと、バランスがとりやすい。

 2.重心をつま先側にかける。(正確には足親指の付け根のボール状の骨下あたり。でもこの段階ではそこまで正確さを意識しなくてもOK)

 3.左、右、と踏みしめながら、足踏みしてみる。

↑ 超初心者向け!ローラー

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初めてのローラースケート③:曲がる、エッジにのる

初めてのローラースケート③:曲がる、エッジにのる

 今回は、エッジについて。

 エッジにのると、カーブで曲がったり、円を描いて滑ることができる。

 エッジには

・インサイド

・アウトサイド

がある。インサイドは、足の内側に重心をかけながら円を描いていく動き。アウトサイドは、外側に重心をかける。どちらも緑の線が描かれている側に重心をかけて滑る。

 特にアーティスティック・ローラースケートでは、常にアウトエッジ、またはインサイドエッジで滑

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初めてのローラースケート②:ひょうたん、重心移動

初めてのローラースケート②:ひょうたん、重心移動

 前回の「初めてのローラースケート①:基本の滑り方」はこちら。

 今回は、

・ひょうたん

・片足へ重心移動してストローク

の2つについて。基礎中の基礎の滑り方だが、ある程度滑れるようになってきた人も侮るなかれ。ひょうたんには応用編もあるので参考にしてほしい。特に片足に重心移動するストロークは、かなり滑れるようになっている人でも重心が軸足の真上にきていないまま滑っていることが多いので、この滑

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初めてのローラースケート①:基本の滑り方

初めてのローラースケート①:基本の滑り方

 子どもの頃に親にローラースケートを買ってもらったことはあるが、当時の思い出は「怖かった!」しかない。気持ちよく滑れるようになる前に、怖くて滑るのをやめてしまった。まぁ、我が家は丘のてっぺんで、どっちへ滑っても下り坂だったせいで、ローラースケートを覚えるには最悪の環境だったせいもあるが。

 それが、大人になってから滑り始めたら、楽しくて楽しくてやめられなくなってしまった。とはいえ、当初はまったく

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ウォームアップ②スケート靴を履いてから

ウォームアップ②スケート靴を履いてから

 前回に引き続き、滑る前のウォームアップについて。今回はスケート靴を履いてからのウォームアップとなる。

 前回のスケート靴を履く前のウォームアップについてはこちらを参照。

■(2)スケート靴を履いてからするウォームアップのやり方

 スケート靴を履いてから行うウォームアップには、この3つの目的があると思う。

1.準備運動として体や筋肉を温める

2.エッジの感覚やターンの感覚を確認

3.床

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ウォームアップ①スケート靴を履く前に

ウォームアップ①スケート靴を履く前に

 南半球は、もうそこまで春がきているな~という感じになってきた。今朝は、朝7時の時点でもう20度超え。私は寒いのが苦手なので、本当に嬉しい。亜熱帯の冬でも、私にとっては十分辛い。

 寒い時は特に、筋肉が縮まってしまい、怪我をしやすい。いつも以上にウォームアップをしっかりやっておく必要があると思う。もちろん夏でも、やはり筋肉をほぐしておくウォームアップは欠かせない。

 うちのクラブでも、初心者コ

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ローラースケートの止まり方②:急ブレーキ&応用編

ローラースケートの止まり方②:急ブレーキ&応用編

 前回に続いて、ローラースケートの止まり方について考えてみる。止まるという動きは、結構奥深い。初心者が一番最初に覚えなければならない動きでもあるが、上達に従ってさまざまな止まり方を習得していくことができる。

 ローラースケートの止まり方①で紹介した基本のストップができるようになったら、今度は急ブレーキをかけてキュッと止まる方法(両足のトウストップやホッケーストップ)そして応用編にチャレンジしよう

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ローラースケートの止まり方①:基本のストップ

ローラースケートの止まり方①:基本のストップ

 今回は基本に帰って、止まり方について考えていきたいと思う。ローラースケートでの止まり方には、たくさんの方法がある。

・プラウ・ストップ

・片足のトウストップ

・両足のトウストップ

・Tストップ

・ホッケーストップ

 他にもまだいろいろな止まり方があるが、代表的なものはこれくらいだと思う。まずは、自動車が止まるのと同じように、ゆっくりとブレーキをかけて徐々に止まる方法を練習する。止まる

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ワルツジャンプ(スリージャンプ)

ワルツジャンプ(スリージャンプ)

 私はまだワルツジャンプが上手にできない。練習し始めたばかりなのだが、怖すぎて飛ぶ勇気がなかなか湧いてこないので一向に上達しない(笑)教わって数分でできるようになったうちの小学生の娘たちに「ねぇそれ飛んでる?足の踏みかえじゃないんだよ?」などと突っ込まれるほど、床から数ミリ離れるだけのジャンプしかできない。でも、怖いんだからしょうがない!

 とりあえず、いろんな動画を見てイメージトレーニングだけ

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はじめてのジャンプ ー 両足ジャンプ

はじめてのジャンプ ー 両足ジャンプ

 最近ワルツジャンプが練習メニューに加わったのだが、もう怖くて怖くて怖くて、とにかく怖い。もともと怖がりな上に運動神経もないし若くもないので、ジャンプだけはどう考えてもできるようになる気がしない。何度も言うが、ジャンプどころじゃない危険度のアグレッシブスケートの人にはもう、尊敬しかない。同じ人間とは思えない。

 それでも、振り返ってみるとこの1年で両足で半回転するジャンプならかなり安定してできる

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スピード、ダービー……。ストローク(ストライド/グライド)あれこれ

スピード、ダービー……。ストローク(ストライド/グライド)あれこれ

 私が通っているローラースケートのクラブでは、月に一度、田舎の体育館でローラーディスコを開催している。ローラーディスコというのは、70年代に流行ったローラースケートを履いて楽しむディスコのこと。日本では「ディスコ」って死語かな。今ではすっかり下火になってしまったが、英語圏の各地のリンクでは地味にイベントとして生き残っていたりする。

 うちの近所で開かれるそのローラーディスコは、特別な宣伝など何も

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はじめてのスピン ‐ 両足スピン

はじめてのスピン ‐ 両足スピン

※ちょくちょく追加情報を加えて書き直しています(最終編集日:2022年2月4日)。

 片足でスピンするアップライトスピンを練習するにあたって、両足スピンの練習をもう一度やり直す必要があると感じたので、今回は両足スピンのおさらいをしようと思う。ついでにあれこれまとめてみるので、はじめてスピンにチャレンジする人にも役立つ情報になれば嬉しい。

 スピンは、アーティスティック・ローラースケートに興味の

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