大型トレーラーの運転手の彼と結婚しました💖

夢のなかで別のタイムラインを見てきた話です。

宗教の洗脳と両親からの虐待が思いのほか苛酷すぎて、わたしは人生を踏み外してしまったらしくてですね。いまのわたしが生きている人生は当初の予定とは大幅に異なる、ひどく難易度の高いもののようです。
いわゆるスピリチュアルで言うところの『魂はあえて困難な道を選ぶ』的な話はわたしには当てはまらない。単純に、道を踏み外しただけ！
なので、
どうにかして、
通常ルートに回帰できたとしても、
そのことによって魂が歓ぶ、とかは
わたしの場合は一切ないのです、、、、

それはさておき。

道を踏み外さなかったほうのわたしは、まったくあっけらかんと生きていましたね。あまりに平然としあわせになっていて驚いた。

夢のなかだからね、
サイコロ振って双六(ｽｺﾞﾛｸ)を進めていくような、マス目のついた外周を何周もしながら人生を進めていくんですけど。嬉々としてサイコロ振って、嬉々として前に進む自分を見て、あたしってこんな子だったっけ？？

もともと頭はものすごく良かったけど、勉強にはまったく興味が無くて。
それにね、子どもの時分ですでに、男の子は才媛よりもおバカな子が好きだって知っていたんですよ。
学校生活はテキトーにすごして、
高校は偏差値高くないところを選んで、
お勉強よりもＪＫライフを満喫して、
卒業と同時に、
何の迷いもなく現場労働の会社に就職。具体的に何の仕事かよく見えなかったけど、警備ではなかったですね。

いまの、こっちの(転落後の)人生でも、現場労働に向いているのははっきり証明されていて。頭が良いかどうかと、それを社会に出て使いたいかどうかとは別ですから。わたしは思考力にはそうとう自信があるけど、思考力というのは現実を創造する力でもあるので、自分の思考力を会社に提供させられるのは絶対に拒否します。その点、現場仕事なら思考力は使わなくて良いからね。

そんなわけで、
高卒で現場労働の会社に就職して、
毎日毎日、男たちに混ざって働くわけだけど。
よっぽどお金がほしかったのか、
なんか、かなり面白い副業をやっていまして。

キノコを栽培して売ってるんですよ。
シメジとかエノキとか。
滋賀県の近江八幡まで、東海道線に乗って、仕入れに行ったのか売りに行ったのか。電車の車内でも知らない男と取引してたりして。そっちの世界ではキノコの株を育てるのがブームになってるんですかね。じつにカンタンに話が通じて取引成立してた。
(※キノコの株：キノコの栽培は通常、木にキノコの菌を植え付けることで行う。キノコの菌がいる木の株を育てていく感じになる。木は生きた樹木でなくて良いので、小さな木株は持ち歩ける←持って電車乗るのはムリっぽいけど💦)

でね、
現場労働の世界では
男女ともに結婚が早いです。
１８で就職したら、
ほんの１～２年で仕事は一人前にこなせるようになり、あとは一生同じことの繰り返しですから。ほんの２０歳の時点で一人前の職人だもん。じゃあ結婚相手でも探すか、ってことになって。まわりも早く結婚させたがるので、あっという間に決まります。
(※警備は例外。警備員は他業種で落ちぶれたりあぶれたりした者が多く、若い子はほぼいない)

女子ってだけで貴重な存在だもん、
それに、外見や年齢は気にしても、
学歴はまったく重視されないから。
というか、男性は自分より高学歴な女性を敬遠するという話、現場関係ならなおさら強力ですから。昭和的な男尊女卑がいまでもかなり強い職場です。

そんなわけで、
高卒のふつうの現場女子のあたしは
モテまくる。
たのしかったな。
好きな男性を、
わたしが一方的に選別して良いの。

でね、

最初、
大型トレーラーを
誰も乗ってない状態で
写真に撮る。

次に、
彼が乗って運転してるところを
動画で撮る。

最後に、
彼が運転して、
あたしが助手席に乗ってるシーンを
正面から動画に撮って、
そこに桜の花びらが舞っていて。

はい。
大型トレーラーの運転手の彼と
結婚しました💖💖💖

この演出が面白くて。
なんで桜の花なのかと思いましたね。
桜はふつうは卒業の意味ですよね。
それとも、
結婚=独身からの卒業なのだろうか。

彼の運転する大型トレーラーの助手席で、
ヘルメットをかぶって笑顔のあたし。
車中のツーショットで、
『結婚しました💖』の
はがきも作りました。
現場労働者らしく、ノーメイクのままで、しかもヘルメットをかぶって。肩よりも長い髪は、そのまま写真に映りましたね。

それにしても、
男子って、
職業名=存在そのもの、なんだね。
『大型トレーラーの運転手』
ってだけではただの職業名なんだけど
『大型トレーラーの運転手と結婚しました』で意味通じるもんね。

女子は、どうなんだろ？
年齢と容姿と、バツイチかどうか、子持ちかどうか、とか。そんなんが基準になるのかな。例外は、保育士の女性とか看護師の女性とか。女性であることが持て囃される、というか男性が好む職業だけは職業名がその人自身、という感じになってますよね。
一方、芸能人の男性が結婚したときは『お相手は一般女性』なんて、不思議な表現を使ってたりして。

夢のなか、とはいえ。
大型トレーラーの運転手の彼と結婚したことで、はっきり分かったのは。あ！べつに『愛し合ってなくていいんだ！』ってこと。
もちろん彼のことはキライじゃないんだけど、身も心も捧げたいと思えるほど愛している必要はなくて、単に結婚生活という共同戦線を張るために妥当なパートナーが必要、というだけの話だったんだ。子どもはほしいし、産んだら当分は無職だし。この男になら抱かれてもいいかな、くらいの理由でじゅうぶんなんだって。一般地球人はこんな感じで結婚を決めているんだって、身体で理解したのはこれが初めてでしたね。
身体で理解。
そう、身体で理解。
夢から醒めてしばらくは、
夢のなかで結婚した彼の感触も残るからね。

それで、
結婚したらすぐ子ども産んで、あとはひたすら子育てするだけの人生なんだけど、べつにそれで満足だった。
あたしは社会には何の期待も持っていないし、自分が社会で活躍しようともまったく思わないから。
子どもが４歳になったら職場復帰しようと思うんだけど、４年経つ前に次の子が生まれて来ちゃう💦
それに、夢のなかとはいえ、同じ男と何年間もかけて何度も何度もセックスしまくる、それが当然のことになっているなんて、なかなか強烈な体験だ。

そんなに特別に愛してるわけでもない男性と共同生活を送り、子どももどんどん生まれてくるなんて、不安といえば不安なんだけど。
でもさ、いざとなったら離婚すればいいし、そんなとき、子どもは存在じたいが資産なんだよね。親権は１００％自分で貰う気でいた。男というのは意味不明で理解不能な存在だけど、だから分かり合うのは絶対不可能なんだけど、子どもは１００％自分の味方だから。家庭内の人口比ではわたしのほうが勢力強いですから✨✨✨

あ！
いまこの文章書いてて思ったんだけど。男が浮気する理由ってこれだろ？
嫁とは『分かり合う』ことなんてひとつもできなくて。それは構わないんだけど、結婚当初あったはずの『女体の神秘』はどんどん色あせていって。
家庭内では女性のほうが権限が強くなっちまって。子どもたちは漠然と母親のほうに味方するし、嫁は自分の味方なのかどうかもそもそも分からない。
この構図ができてしまった時点で、
『女体の神秘をもういちど体験したい』
『自分のことを受け止めてくれる女性がほしい』
こんな、どうしようもなく切実な理由がでてきて、男は新しい女を探すのでしょうね。わたしにとっても、子どもが出来てからは、明らかに旦那よりも子どものほうが大切だった。もし離婚になったとしても旦那に未練など残らないのは明白だった。

離婚するわけじゃないけど、
ふと思い立って実家へ。
あたしには兄がふたりいて、
ひとりはいまだ未婚なんだけど。
『これだから女は！』
『女は分かってくれない💢💢』
なんて言って兄が塞ぎ込んでいる場面にいきなり遭遇してしまって絶句した。面倒になって父母には会わずに退散した。

兄に対しても旦那に対しても。
男というものに対してすでに幻滅していた。若い頃はモテまくってチヤホヤされて楽しかったけどさ。いまはモテたいとは思わない。男ってこんな程度の存在だったのか。男を惹きつける能力を持っていることに価値を感じなくなっていた。女体の神秘は男を通じてではなく、子どもを産むことで自分で体験済みだった。

子どもが大きくなって
現場仕事に戻れたので
なんだか若返れた気分になった。
もうオトコはいいやぁ。
お仕事がんばろっと💖💖💖

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#さっきまで見ていた夢の話