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夏の読書日記

(夏?)




8月くらいからいつにも増して読書欲が高まって、隙あらば本を読んでた


私は速読が特技



とりあえず一旦感想書く。後程追記する



出版禁止

なぜか名前に惹かれて選んだ本

ホラ―映画とかお化け屋敷とか苦手なくせに、ミステリーや怖い話を読むのが大好き。未解決事件とかシリアルキラーについてのWikipedia読み漁るのが趣味だったから知識だけやたら多い

自分の目で映像として見ず文字で読むだけなら怖がらずに冷静に処理できるんだろうな

脱線


じ、実話…?ってなるくらいリアルな描写にドキドキ

「カミュの刺客」、心中についての話

心中って英語で言うとdouble suicide?確かに二人で命を絶つって意味は合ってるけどなんか良くも悪くもドラマチックというか、そういうニュアンスは含まれないよね

「どういうこと?」って思いながら読み進める気持ち、ヒヤヒヤしたりハッとしたりする感覚、楽しかった~~~

どんでん返し系やっぱり好き


ただ、カニバリズムの描写はいらなかった。というか気付いた時鳥肌立った



掲載禁止 撮影現場

無事長江俊和さんブームが来た


「ルレの風に吹かれて」は映画ミッドサマーを思い出した

本のタイトルにもなってる「撮影現場」と「カガヤワタルの恋人」が好きだったかも。でも読み終わった時ピンと来ないものもあって、考察読み漁ったよね




掲載禁止

シリーズの中で一番好き


「原罪SHOW」人の死を見るツアーの話、裏社会というか金持ちのダークな趣味でありそう(というかあるよねこういうの)だな~~って

怖ぁ…!ってなる感覚


「マンションサイコ」、ストーカーや歪んだ愛情、執着のなれの果て

本のタイトルの「掲載禁止」楽しかったこれ!世の秩序(?)というか品格を守る『品格会』の話。どんでん返しになる瞬間脳が快感を覚えるわ






イニシエーション・ラブ

最後の文章でまた読み返したくなるみたいなキャッチコピー昔から見てて気になってたけど、恋愛の話ならあんまり興味無いな~とか思って避けてた本。80円で売ってたからついに読んだ

納得

こういう、脳の思い込みというか、スッと読んじゃっててそれを後から伏線回収みたいな感じで解かれるの大好き

ちょっと古い本っていうこともあって時々時代を感じる表現があった




殺人鬼フジコの衝動

もうなんか気持ち悪くて一生読まないです

15人殺したフジコについての話

人間の嫌なところ?汚いところ?がびっしり。親から子って繰り返される負の連鎖…

イヤミス好きだけどこれはなんか気持ち悪かった、けどあとがきまで読むべき





賢者の愛

好きだな~と思った記憶はあるけど特に感想が出てこない。「ちょうだいお化け」っているよなって共感しつつここまではいないだろ、いたら死ぬ気で逃げるわ

ちょっと共感したところ

そんな巷の評判を、真由子自身は、何という皮肉なことかと受け止めていました。彼女の華やかさは、あまりのつらさから自分を救うために獲得したものだったのですから。崩れて行く心を守るための鎧はどうせなら麗しくあるべきだ、という矜持の下、必死にまとったものだったのです。


あわせて谷崎潤一郎の「痴人の愛」を買った





血も涙もある

大好き!!!しばらく経ってからまた読みたい

不倫がテーマって聞くと結構ヘビーに思えるかもしれないけど、サクサク読めるくらいカジュアルな感じで書かれてるから息が詰まらず読める

太郎の自由なたたずまいだって、その背後にある不自由さが開花させたものだと思う。光あるところには影がある。逆もまた真なり。明るければ明るいほど、その影は濃くなる。私は、男でも女でも、そういうのを感じさせる人が好き。

その"太郎"目線

そういう時は、飄飄と振る舞うことにしているのですが、本当に段々、飄飄とした気分になって来るから不思議です。それただの投げやりってやつじゃないの? と言われるかもしれません。しかし、ただの投げやりじゃない。明るい投げやり。そのイメージを自身に当てはめることは、かなり良いアイディアのように思えました。ふと気が重くなりそうになる時、それを消し去るために、どこ吹く風というポーズを取ってみる。すると、本当に身軽な自分になれた感じがして来る。つい軽薄な言動が外に現れ、楽し気な雰囲気に包まれる、おれ。

わかる




ファーストクラッシュ

なんだか不思議な話

奇妙な魅力を持つ男の子に、女系家族が振り回されちゃう話

リキいいな~~~これ私も周りにいたらリキに惹かれちゃうんだろうな~~~ちょっと闇?陰?影?のある感じ、あとやっぱり関西弁好き。自分で使う関西弁とは違う色気あるよね

大事にするのと夢中になるのは違う、親切と優しいも違う、の部分好きだった

「男が夢中になるんは、おれのかあちゃんみたいなあばずれや!」




ユリゴコロ

ザ・イヤミス

ノートが見つかって、それを読んでいくと…

リストカットの描写が結構リアルで読んでるだけで貧血になりそうだった


ノートの中身が生々しいし結構不気味だけど、話が進むにつれてそのモヤモヤドロドロの暗い雰囲気が晴れていく感じ

また読み返したいな、これ




愛されすぎた女

「愛よりお金」っていうキラキラした玉の輿願望のある女性に読んでほしい。嫌味ではない

愛情というか、独占欲?支配欲?それを拗らせた結果なのか

ただ自分の経済状況や生活環境が詰んでると、光が差したと思って掴みたくなる気持ちも分からなくないな~
加奈がキラキラしていって華やかになる描写はやっぱり同じ女性として読んでてワクワクしちゃうね

軟禁、首輪、あたりはまあ…こういう話あるよね…って読めたけど、ベッドシーンがえぐくて具合悪くなりそうだった



汚れた手でそこを拭かない

どこかで何かを間違えて、選択肢を間違えて、すべてが悪い方向に進む話


なんとなくの違和感とかちょっと気になる、引っかかる些細なことがゲームオーバーに繋がっちゃう

こっちが不愉快というか暗い気持ちになっちゃった。もう読まない


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