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ゆぴの10分日記

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帰り道の10分間で書く独り言のような日記。よわっちくても生きてるだけでえらいえらい!
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2019年2月の記事一覧

この世がつまらなくてよかったなあ

こんなことを言うのも何だけど、現実に「幸せ」を感じにくかった。 目の前にいる人たちとの会話や触れ合い、広がる大自然や素晴らしい景色。 そんな「リアル」よりも、紙や音楽のなかに広がる空想の世界のほうが楽しかった。 現実がおもしろいと思ったことなんて数えるほどしかなかったと思う。むしろ、辛いことのほうが多かった。 言葉を選びながら話す帰り道や、優劣を決めるテストや、悪口が飛び交う教室の喧騒。 繰り返される毎日は、どう考えてもつまらなかった。 おもしろいことはいつだって

「世界に一つだけの花」になる方法

思えば、この世は競争ばかりだ。 よーいドンで始まるかけっこも、壁に貼り出される模試の点数も、ありとあらゆるものに順位がつけられる。 そういえば、小学生のころに通っていた塾では、漢字テストの点数をひとりひとり順番に当てられたら口頭で言わなければいけなかった。 「100」「100」「95」「100」「90」「95」 漢字が苦手だったわたしは、「ここで80って言うの、しんどいなぁ」と胃を痛めながら教室の隅でうずくまっていた。 どうせテストを回収すれば済む話なのに、どうして

身近な人ほど夢を邪魔するのはなぜ?

今日、池井戸潤さんの小説・『下町ロケット』のモデルと言われている植松電機の植松努さんのTED(プレゼンテーション)を聴いた。 https://youtu.be/gBumdOWWMhY タイトルは、『思いは招く』。英語だと、『Hope invites』。 このあまりにストレートすぎるタイトルにまずドキリとした。 内容は、端的に言えば、幼い頃にアポロ着陸の瞬間を見て興奮していたおじいちゃんを見て、漠然と『ロケットを作りたい』という思いを抱いた植松さんが、夢を描いてから今に

『食わず嫌い』を食べてみたら美味しいかもよ?

なんとなく、牡蠣が苦手だった。 まず、見た目が全然おいしそうじゃない。ところどころ黒くて汚く見えるし、一種の気持ち悪さがある。 それに、牡蠣に当たった友だちが1日中苦しんでいるのを見たこともある。なぜ、そんな苦しむことになるリスクを背負ってまでこのグロテスクなものを食べなきゃいけないのか。 まったくもって理解不能である。 ところがどっこい、現在のわたしは月2ペースで生牡蠣を食べている。 「何食べたい?」と聞かれれば、迷わず「生牡蠣」と答えるし、毎回丁寧に写真を撮

「天才」になるために、「凡人」になろう

現在、わたしは早起きコミュニティ・朝渋で毎週Voicyのパーソナリティーをやっている。 毎回ゲストを呼んで話をするのだが、先日、個人的に天才だと思っている人と話した。 世界大会優勝経験もある、ウクレレ奏者として活躍しているSHINさんだ。 https://voicy.jp/channel/771/38942 中学生のとき、授業を通じてウクレレに出会い、そのまま中学生にしてウクレレレッスンを開いてマネタイズ。 高校時代は一切遊ばず、すべてをウクレレに捧げ、ルイ・ヴィト

自分の価値は誰かに見つけてもらえばいい

「自分が与えられるものはなんだろう?」 「自分が価値提供できるものはあるのかな?」 セルフブランディングが重要視されるなかで、多くの人が頭を悩ませるのがこれである。 果たして、自分の発信は有益なのか。 わたしの主観だが、多くの人は自分に自信がない。 自信がないからこそ、作ったものをなかなか人に見せられずに後ろ手に隠し持っている。 自分のためにメモは取るけど、誰かのためにツイートはしない。そんな感じだ。 たくさんの有益な情報が飛び交うタイムラインのなかで、誰かと比べ

しあわせのために悩むとき、あなたはしあわせじゃない

周りの人が、はちゃめちゃに悩んでいる。 常に同時並行で4人くらいのお悩み相談に乗っており、1つが解決しても、またしばらく経ったら新たな悩みが生まれ…なんだかもう無限ループみたいな状態になっている。 なぜ、人は悩むのか。 それはきっと、不幸になりたくないからだ。 自分のくだした決定が、自分を苦しめることになるかもしれない。 そんなリスクは取りたくないからこそ、後悔しないようにトコトン悩む。 もちろん、悩んでいいと思う。気が済むまで悩めばいいと思う。 ただ、個人的に

『天然』と『天才』という言葉の呪い

「天然、と言われることが嫌なんです」 と言う人がいた。理由を聞くと、「それ以上、理解しようとしてもらえないから」と言った。 ものすごくわかるな、と思った。 人は、得体のしれないものが苦手だ。 だから、自分の理解の範疇を超えるものに出会ったとき、その不安を消すためにラベリングをしようとする。 それは、悪いことじゃなく、あたりまえのことだ。だから、この世にあるものは、何もかもに名前がつけられている。 でも、名前をつけられた瞬間、そこで一度理解が済んでおわってしまう。