自分の価値は誰かに見つけてもらえばいい
「自分が与えられるものはなんだろう?」
「自分が価値提供できるものはあるのかな?」
セルフブランディングが重要視されるなかで、多くの人が頭を悩ませるのがこれである。
果たして、自分の発信は有益なのか。
わたしの主観だが、多くの人は自分に自信がない。
自信がないからこそ、作ったものをなかなか人に見せられずに後ろ手に隠し持っている。
自分のためにメモは取るけど、誰かのためにツイートはしない。そんな感じだ。
たくさんの有益な情報が飛び交うタイムラインのなかで、誰かと比べて自分の無価値さに絶望することは日常茶飯事だろう。
でも、自分の思う価値あるものは、果たしてすべての人にとって価値あるものなんだろうか。
例えば、わたしの場合主にツイートしているのは、ライティングの話か、内向型に向けた話か、「おはよう♡ 今日も1日がんばるんば♡」というただの日常である。
そのなかで、もっとも「いいね」されるものはなんだろう。
「おはよう♡ 今日も1日がんばるんば♡」である。
愕然とする。うんうん唸って考えるツイートよりも、寝ぼけ眼でテキトーに作ったツイートのほうが支持されているのである。
つまるところ、ある人にとって、わたしが一生懸命作ったライティングツイートは完全に無価値だし、テキトーに作ったおはようツイートは大変価値のあるものなのである。
そう、自分の価値なんて自分で決められない。
出してみて、反応をもらって、はじめてわかるものなのである。
だから、「自分の価値とは…」とモヤモヤ考える前に、とりあえず自分の持っているものをあれこれ投げてみてほしい。
それを実験的に繰り返しているうちに、誰かがきっと、あなたの価値を発見してくれる。
もちろん、SNSだけに限らず、オフラインで周りの人に話してみるのだっていい。こういうことが好き、こういうことが得意、こういうことができる。
自分が1番わかる自分もあるが、自分にわからない自分はもっといる。
自分の価値に悩まず、誰かに価値を見つけてもらおう。