
“本音”は、本当の音。
『掃除機をかける』
そんなひとつをとっても
過去から今に至る自分の中の変化を感じます。
今まで生きてきて
何度掃除機をかけたことか…(笑)
私にとって、掃除機というヤツは
本体が重くて音がうるさい子です。
子どもの頃から好きじゃない感覚があります。
親が掃除機をかけ出すと
なんとなくザワザワするので
外へ逃げていました =͟͟͞͞ ((((( ºωº )逃
そんな私が「掃除」を通して
向き合いたくない事と向き合った時のことを
書いていきます。
今、重要視しているものは何か
以前はササッとでもいいから
こまめに掃除機をかける派でした。
今より掃除機をかける回数が多かったのです。
ここ最近は掃除機をかける回数が減り
毎日あんな所やこんな所を
何かのタイミングでついでにササッと拭いて回り
いざ、掃除機をかける時は
回数が少ない分しっかりとかけています。
不思議と今の暮らしの方が
綺麗だし整っているように感じています。

雑多な部屋にいると落ち着かないですし
埃だらけの部屋にもいたくありません。
なのに
掃除機をかけることを好きになれない(笑)
綺麗にしていたい気持ちに偽りはないので
このように思考を変えました。
掃除機が重たいから
→掃除機ではない軽いものを使う
音がうるさいから
→イヤホンで音楽・ラジオを聴く
掃除に対する時間を減らしたい
→こまめに拭き掃除をする
家事全般、誰かの為に行うことが多いものです。
勿論それは巡り巡って自分の為にもなりますが
大抵は“みんなの為”にしています。
最近の私は
もっと自分を自由にしてあげたくて…。
その位のスタンスでいないと
いつの間にか誰かの為に動いてしまう
そんな自分を認識しました。
自分の時間を大切にしたいから
その時間を減らす理由のひとつである
「掃除機をかける時間」を好きになれないという
大きな理由にも近付きました。
家事をするけれど、嫌にならない為にも
「自分の好きなタイミング」で
「自分が思う方法」で
やってもいいのでは、と開き直っています(笑)
目的とゴール
色々考えてみて分かったのは
『掃除機をかける』ことは目的であり
ゴールでは無い、ということ。
私の中の掃除に関してのゴールは
『できるだけ心地よい空間を保つ』
と気付きました。
掃除機を使わなくても
心地よい空間を作り、保つことができる。
この歳になり
そんな当たり前なことにやっと気付いたのです。
思い込みって、怖いですね (¯꒳¯٥)⟡.·
「掃除をすることは掃除機をかけること」
のように、思っていたんですから。
ほうきでも、クイックルワイパー的なものでも
毎日かけていれば
酷く汚れることはありません。
以前は“ハタキ掃除”と呼ばれる行為も
掃除機のノズルで行っていましたが
ハタキをサッと使う方が身軽なんですよ。
いつでも身軽に、毎日のどこかで「拭く」。
気分転換にもなって一石二鳥♪ (*´꒳`*)⟡.·
埃を大きくしてから片付けるのではなく
埃が成長する前に片付けるという『小掃除』が
今の私にはしっくりくるわけです。
これは、どちらがいいという話ではありません。
今の自分に“しっくりくる形“を
見つけただけなのです。
自分が目指すゴールが何なのか。
その為に必要な行動は何なのか。
その行動をする上で
譲れるものと譲れないものは何なのか。

おわりに
そんな風に
「掃除をする」ことがゴールではなく
「小綺麗になった部屋で気持ちよく寛ぐ」ことが
ゴールなんだと
自分の中の感情を分解した先で見つけました。
すると、不思議なことに
“掃除をしたい!“とはならないけれど
綺麗にはしたくなるんです。
掃除という作業が
自分が心地よいと感じられる空間を作る為の
手段に過ぎないと気付いたからなのかな。
身軽な掃除は
思い立った時にすぐ出来るし
ほんの数分で出来ることだけを
自分のタイミングで出来るので
すごく気軽にできます。
毎日しっかり掃除することは
今の私にとっては無理なことなので(←笑)
『塵も積もれば山となる』の反対を狙って
『塵をこまめに拭いていればいなくなる』
と信じて、日々の小掃除に励みます。
(掃除機をかけたくない)
湧いてくる感情の奥にあるものは、真意。
苦手なことや得意なことの中にある
「なんで苦手?」「なんで得意?」という疑問を
無視せずに探っていくと
見えていなかった別の真意が見えてきます。
分解した先に見えてくるもの。
それは今の自分が大切にしたい
本当の音。
本音って
行動の先のずっと向こうにあるように感じます。

最後までお読みいただきありがとうございます。
ではまたね。
いいなと思ったら応援しよう!
