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苛立ち のち 楽笑
1週間仕事を頑張ると無意識のうちに疲れも溜まってくるもの。
この1週間は台風の影響もあり、思うように進まないもどかしい日を過ごした方もいるでしょう。
そんな時ついイライラして、拾わなくて良い感情まで拾ってしまったりするもので、それを相手のせいにしていつまでも嫌な感じが続いたり…。
時間が解決する
のは確かにあるけど、対・人 だった場合、相手が解決したり良い方向に持っていってくれる場合もありますが、そうでない場合もある。
昨日の嫌な空気を次また仕事等で会わないといけなくなった時に、お互いまだ引きずっていたら、その日の仕事はずっと嫌な気持ちのまま楽しくなることは無い。何なら嫌な空気が続いたら、もっと根が深くなってどんどん悪い方向にいく事になる。
「過去は変えられない。
その事実から何かを学びたまえ。」
私の好きな映画の台詞にある言葉です。
その時に取ってしまった言動はもう変えられないけど、その事から「次はこうしよう」とか「ここはもっと掘り下げるべきだった」と、自分の行動を変えて未来に生かす事は出来る。
相手によるが、負けながら勝つことだって出来る。
自分から歩み寄って相手が勝ったように見せかけて、それは自分自身がスムーズに事を進める為だったり。
身体のメンテナンスと同じで、放置が良くない。
ダイエットも、少し増えた段階ですぐに元に戻す。
何kgも何十kgも増えてから元に戻すのは物凄く頑張らないといけません。
私も仕事場で人に怒りを感じる時があり、何とかしたいと調べていました。
ある瞑想の教えの中で、
「怒りと付き合う為には」
という内容がありそれを見てみたのですが、
「相手の悩みや苦しみを感じてあげて、それを取り払ってあげるイメージ」だと。
「自分の事だけでなく、相手の幸せを願うようにしてあげてください。」
等といった内容のものでした。
確かにそれが出来れば凄い事ですが、その中でも言っていたように、何度も練習が必要な瞑想です。
物凄く苛立ちがある中で、すぐにそれを感じるようになるには時間が必要だと言う事が分かるし、その時の私は「相手の苦痛を取ってあげる」といった表現が何だか上から目線な感じがして、すんなり受け入れられずに一度閉じてしまいました。
そして仕事で翌日にその相手と会うまで時間はそれほどありませんでした。
瞑想のように心広くは難しいですが、とにかくまずは私から話しかける事にしました。
相手はまだ引きずっていたのか、かなり素っ気なく顔にもまだ苛立ちはあったようでした。
心折れそうになりますが、これで引き下がると穴は深まるばかりです。
返事の必要そうな事や関係ない事等を話しかけていくと、相手も段々緩やかになっていくのが分かりました。
そこまでくればこっちのものです。
あとは前日に出来なかった衝突の内容を、話せそうな時に今度は違った角度や表情、表現で解決に向かっていく流れを作っていきます。
その相手も心の底から意地悪ではなく、空気が悪いと仕事もしづらいと思っていたのだと思います。
私は相手の苦痛を取る、とか、悩みを感じる
等の広い心はまだ習得していませんし、
自分が嫌だから
という思いが1番に来てしまいますが、
多分、それで良いのだと思います。
結局
「そこまでくればもうこっちのもの」
なんて上から目線なことをしてますし笑
人間同士のものには時間が必要なこともありますが、
すぐに何とかした方がいいこともあります。
方法やヒントはその辺に散らばっているので、
自分がどうしたいか。どういう人間になりたいか。
というポイントを絞って毎日向き合っていけたら
きっとそんな人間に近づいていけます。