[ダイエット]PFCバランスが崩れるとどうなる?(タンパク質編)
前回の記事では、PFCについて基本的な内容を説明しました。PFCのバランスを意識することで、健康的な体づくりが可能になります。各栄養素がどんな役割を果たしているか、基本的な役割を知りたい方は、ぜひ前回の記事をご覧ください!👇
今回は、特に「タンパク質」に焦点を当て、もし極端にタンパク質のみを摂取した場合、あるいは全く摂取しなかった場合に、体にどのような影響が出るのかを見ていきます💡。普段の食事やトレーニングで意識する方も多いタンパク質ですが、摂りすぎや不足が続くと意外なデメリットもあるんです。
1. 極端にタンパク質のみを摂取した場合
タンパク質だけを極端に摂取し、脂質や炭水化物を控えた場合、短期間では体重が減るように感じるかもしれませんが、以下のデメリットがあります:
エネルギー不足:炭水化物を摂取しないと、体と脳が十分なエネルギーを得られず、集中力の低下や疲れやすさが増してしまいます。特に、日常生活や運動時にエネルギー不足を感じることが多くなるでしょう。
便秘や腸内環境の乱れ:タンパク質中心の食事は食物繊維が不足しがちです。そのため、便秘や腸内環境が悪化しやすくなります。
肝臓や腎臓に負担:タンパク質の分解には多くの水分が必要で、過剰摂取により肝臓や腎臓に負担がかかるリスクも。特に腎機能が低下している人は注意が必要です。
2. タンパク質を一切摂取しなかった場合
反対に、タンパク質をまったく摂取しない場合、体には以下のような影響が出てきます:
筋肉の減少:タンパク質が不足すると、筋肉が分解されてエネルギー源として使われてしまいます。その結果、筋肉量が減り、基礎代謝が低下してリバウンドしやすくなります。
免疫力の低下:免疫細胞もタンパク質からできていますので、不足すると免疫力が低下し、風邪などの病気にかかりやすくなります。
肌や髪のダメージ:タンパク質は肌や髪を健康に保つためにも必要です。摂取しないと、髪が抜けやすくなったり、肌が荒れやすくなったりします。
極端に偏ったタンパク質摂取やタンパク質不足は、どちらも健康に悪影響を及ぼすため、適度なバランスが大切です。次回の記事では「PFCバランスが崩れるとどうなる?【炭水化物編】」をお届けしますので、お楽しみに😊!